カラオケ行こ!(映画感想文)
映画「カラオケ行こ」鑑賞してきました。
この映画は漫画家和山やまさん原作の漫画を映画化したもの。
漫画原作のものを映画化するって批判されがちですが、これはもう原作まんまの世界観がそこにあって没入できました。
合唱部の青年とヤクザのお兄さんって普通は巡り会わないと思います。
だからこそ一つの世界観に入り込め、なおかつ人間ドラマもありで最後には感動して瞳がうるっとしてしまいました。
そして、劇中歌われるXJAPANの紅。
こんなに紅をまじまじと聴くことなんて今までなかったんですが、紅の歌詞の儚さや歌う人によって捉えられる感情もこんなに違うんだと思わされました。(終盤に聡実くんが歌う紅に心を奪われた人は私だけじゃないはず!‼)
今回主演を務めた斎藤潤くんも若干16歳ながら、感動する演技そして成長過程を見守ることができたように思います。
狂児を演じた綾野さんも、そっちの人なのでは?!と思わせるほどの演技のうまさ。表面的には怖いけれど、人のよさが知れば知るほど滲みでてくるような暖かさが感じられました。
ポップコーンを食べながら気楽に観れる映画と思いきや、最後には感動させてくれるそんな暖かい物語になっているので是非観てほしいなと思います。
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