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黒鉄のサブマリン 感想

※ネタバレ含みます

4月14日に公開されたコナン最新作黒鉄のサブマリン
仕事で詰まってたので公開日には行けなかったのですが、観たくて観たくてたまらなくなってしまって旅行を早めに切り上げて帰り、近くの映画館で観てきました。

今回は、世界中の警察がもつ防犯カメラを繋ぐための海洋施設『パシフィック・ブイ』ここを舞台に、黒の組織と灰原哀との闘いが繰り広げられます。
コナンをあまり知らない方に補足して説明すると、普段コナン達といる
”灰原哀(宮野志保)”。実は元組織の一員。姉を組織に殺されてしまいもう死んでしまおうと薬を飲んだところ身体が小さくなって今の姿に。
ベリツリー急行で狙われて殺されかけるんですが、コナンに助けられます。
黒の組織達はみんなその時に亡くなったと思っているんですが…….
はじめに話した、世界中の防犯カメラを繋ぐ施設ここにあるカメラ
なんと老若男女関係なく顔認証できるシステムが入ったもの。
そのデータを黒の組織に盗まれて、今は子供の姿になった灰原哀が特定されてしまうのです。
そこからどうなるのかは……..

まずはコナンの勇敢さ
コナン君、劇場版になると普段よりも増して無茶な事をします。
今回でいうと、哀ちゃんを助ける為に海中小型ジェット機で助けに行くんですが、途中で飛ばされちゃうんですよね。そして息が途絶えようとする。
海中で哀ちゃんが人工呼吸をしている姿には胸をうたれました。
そんな命がけで助けてくれる人なんて好きになりますよ~
コナンは蘭ちゃんを想っているけど、そんなコナンを哀ちゃんはいつもみていて、だけど好意を伝えるわけでもない。
哀ちゃんとコナンが海上へ浮遊していく場面では、海中なので2人ともセリフはなくて表情とアフレコの演技。
哀ちゃんは自分が生きていることで組織に狙われてコナンや蘭ちゃん、そして他の子供たちにも影響が及ぶと考えて、もう姿を消そうと思っている所
そんな場面なので、哀ちゃんが哀しそうな表情をしてコナンへ
「ばいばいだね、」っていう所があるんですが、「そんな顔すんなよ」と明るく振る舞う。こんな状況になってるのはお前のせいじゃねぇよって言っているみたいで…胸をうたれました。
コナンにとっても大切な存在になっているんですよね哀ちゃんは。
2人にしか分からない空気感があの水の中で表現されていたと思います。
そして、哀ちゃんの愛
哀ちゃんって20代くらいかな、普段は大人のように振る舞うけど両親や姉の死を経験しているからか、人間何周目のような落ち着きがあります。
だけど、一緒に拉致された直美という女性の父親が撃たれた時や蘭ちゃんに抱きしめられた時に姉を想い出す模写があるんですが、蓋をしてしまってる感情を露わにしていて哀ちゃんの弱さみたいなものがみえてこちらも胸をうたれた場面ですね。

劇中通して感動する場面が多くあった今作、是非劇場で!!





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