育児の社会化を目指す私が、グラビアに挑戦する理由
こんにちは、冨樫真凜(とがしまりん)です!
この度、グラビアネクストという日本最大級のグラビアオーディションでグランプリをいただき、本日(2/1)発売の週刊プレイボーイさんにてデビューすることになりました。
そもそも私がなぜ育児の社会化を目指しているのか、そしてそこからなぜグラビアデビューに至ったのかをこのnoteに書きたいと思います。
私が「育児の社会化」を実現したい理由
「なんでそんなに赤ちゃんが好きなの?」と聞かれることが多いのですが、実はハッキリとした答えがありません。
みんなが「アートが好き」「音楽が好き」というのと一緒で、気付いたら赤ちゃんが好きでした。
覚えている限りで言うと、自分が5歳のとき、マンションの一個上の階に住んでいるカイ君という赤ちゃんに、おやつをあげるために通っていました。
中学生になってもその思いは変わらず、『いつか幼稚園の先生になりたいなぁ〜』とぼんやり思っていたのですが、大きな転機はNZへ留学したときでした。
NZの現地校に留学し、生徒が自分で自分の時間割を作成することに衝撃。
先生に言われたことをこなすのではなくて、自分で自分の将来に何が必要か考えて動いているのです。
そのときに初めて、「教育」という概念を知りました。
「教育」という環境が人に及ぼす影響は計り知れず、それは特に自分で環境を選択できない赤ちゃんには大切なことなのでは、と。
(のちにそれが「幼児教育」という分野で、人の土台形成に非常に重要なものだと知ります。)
帰国してから、私は様々な幼稚園や保育園に行ったり、NPO法人でボランティアをしたりしながら、どうしたら赤ちゃんが育つ環境をよりよくできるのだろう、と考え続けました。
赤ちゃんが育つ環境には、「地域」「学校(幼稚園,保育園)」「家族」と、大きく分けて3つの要素があります。
私は、この中で「家族」に目を向けました。
文部科学省の管轄である幼稚園は「教育」の場ではありますが、赤ちゃんが生まれてから家を出るまで、最も多くの時間を過ごす「家族」に変化が起きるのが、一番大きく影響すると考えたからです。
家族のかたちをどう変化させたいのか
現在の日本の課題は、育児の関係人口の減少にあると思っています。
多くの方が育児に関与していた従来の形から、近代化や高度経済成長期を経て、核家族になっていきます。
そこに並行して、女性の社会進出もあり共働き家庭の増加。
社会の形が変わりゆく一方で、家族の形は共働きが多数の今も女性側に家事育児の負担が寄り、子育ては全て親の責任である、といった窮屈な形になってしまったと思います。
ただ、自分自身が子どもをもつまで育児に興味をもっていなかった、育児世帯に対してどう手助けをしたらいいのか分からない、という方は多いと思います。
実際に育児をするまで全く子どもと関わる機会がないと言うのは、これから育児をする世代にとっても非常に大きなロスであると感じます。
そこで、私は積極的に育児の発信をして興味をもってもらうきっかけづくりと、育児を安全に外に開いていくためにベビテックに取り組もうと決めました。
家族をひらき、もっと多くの大人が育児に関われば、親御さんの負担が軽減するのはもちろんのこと、子どもも多様な価値観に触れることができます。
また、少しでも育児世帯への理解が進めば、周りが手助けしやすくなるのではと思います。
赤ちゃんにとってよりよい子育ち環境を整えること。
そのために私は育児の社会化を目指しています。
育児の社会化を目指す私が、グラビアに挑戦する理由
そんな私が一体どうしてグラビアデビューするのか。
↑ 私が載っている、2/1発売の週刊プレイボーイ(を読むペットのニワトリ。)
最初のきっかけは、Instagramのストーリーズに流れていた広告でした。
今までNZに留学したり、N高一期生になったり等、新しい環境に身を置くことが好きな性格だったので、「おもしろそう!」と直感的に思い、挑戦してみることに。
しかし、このときは、まさか本格的にグラビアをやっていくとは夢にも思っていませんでした。
大きな転機は、書類審査、面接審査を通過した後に臨んだ配信審査の時でした。
配信審査とは、1ヶ月間MixChannelという配信アプリで配信し、いただいた投げ銭の額で順位が決まる、というものです。
Twitterでは育児やジェンダーなどに対し課題感をもっている女性の方にフォローしていただくことが多いのですが、配信アプリでフォローをいただいた方の多くは男性かつお子さんのいない方でした。
ライブ配信をされている方の多くは、バイトの話やメイクの話などを発信していることが多いのですが、私は自分の興味分野である育児を主軸に、「Babytech(ベビテック)」のことや「特別養子縁組」について話していました。
毎日配信を続けていると、最初は「自分は独身だし、子育ては関係ないかな。」と言っていた方が、「自分なりにできる形で子育てに貢献したい!」と変容していったり、
母親が子どもを遺棄する事件に対して、「元々は『母親なのに、何やってるんだ!』と思っていたけど、まりんちゃんの配信で見方が変わった。社会のせいだよね。」と言ってもらえたりするようになりました。
こんなふうに社会にいる一人一人が、育児に対する捉え方がすこしだけでも変わっていけば、大きな流れになるのではないか。ライブ配信を通して、育児の関係人口が増えていくことを実感しました。
たくさん育児にまつわる話をしていたのにも関わらず、最終的には、なんと約1ヶ月間の配信で、5,000人以上の方にフォローしていただき、多くの方が私のライブ配信を訪れてくれるようになりました。
グラビアという新しい挑戦をすることで、自分の伝えたいことが今まで届かなかった層に届くようになった。これが私がグラビアを本気で頑張ろうと決意した、1番大きな理由です。
自分の新しいチャレンジを通して、育児の社会化へのきっかけを作ることができる。こんなに嬉しく、面白いことはないと思いました。
また、育児が保護者や女性だけのものではないのと同様に、グラビアも男性のためだけではないと思っています。
どちらも、関心をもった人が気軽に関わり、楽しめるものであってほしいと心から思っています!
いまは、これから表現できる場が増えていくことに、ワクワクした気持ちでいっぱいです。
「育児の社会化」のためにできることを考えながら、全力で「グラビア」頑張ります!
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました☺️
冨樫 真凜
🌸 一番嬉しい応援 🌸
2月1日発売の週刊プレイボーイに私のグラビアが5ページ載っています!
もし良いと思っていただけたら、週プレの巻末にあるアンケートに「冨樫真凜がよかった」と感想を書いていただけると大変嬉しいです!!
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▷special thanks:Kaoru