観光コーディネーターという仕事17
怒涛の8月が終わり、大槌町の季節はもう秋。怒涛の秋が始まっています。
夏松茸が店頭にちらほら並び始めています。昨年全国的にはずれ年となってしまった松茸、大槌町も松茸の名産地。今年こそは豊作になってほしいです。
大のきのこ好きの私ですが、momijiにいる「ちおこ」の松橋カケルくんが、きのこ狩りの名人で、私のいまの楽しみはカケルくんにきのこ狩りに連れて行ってもらうこと(カケルくん、よろしくね)。
きのこ鍋食いた〜〜〜い!(チーズトッピングがうまいのよ)
7月のnoteでちょっとマイナスオーラのある投稿をしたことで、各方面からご心配をいただきました。すみません、ありがとうございます。
そんななかでの8月。
自分でも自覚しているオーバーワーク。
こんなときはなにかやらかすと思っていたので、かなり気をつけてはいたけれど、やはり細かなミスややりきれなかったことが多く、実は精神的にかなり落ち込んでいました。
やばいやばい。
けれども、町内のいろいろな方にサポートをしてもらえたことは、今後の活動において大きな希望となりました。本当にありがたいことです。
さて、活動報告です。
吉里吉里海岸で夏休み最後の思い出づくり!地引網体験実施
8月21日、今年度、教育旅行で2回実施した「地引網体験」を一般の方向けに実施しました。
約50名の参加がありました。
一般向けということで、実施後にホタテ焼きの提供もプログラムに入れて、お魚ガイドも3名で対応しました。
町外からのお客様のほうが多く、地引網体験は町の体験プログラムとしての可能性を実感しました。
漁師さんたちも私たちスタッフもだいぶ慣れてきて、段取りもどんどんよくなっています!
詳細は下記ブログをご覧ください。
3年ぶりのリアル教育旅行商談会in札幌
岩手県では、東京、北海道、関西、中部など年に数回教育旅行と一般旅行の商談会を実施してくれます。
首都圏から遠い小さな町にいるとなかなか個別に営業に行くことできませんので、こういう機会を上手につかって、集まった旅行会社さんに町の観光コンテンツをアピールします。
コロナ禍でこういった商談会はすべてなしかオンラインに。
オンラインだと相手が、どこに興味をもったのかわからないとか、雑談のなかから生まれる繋がりを持てず、いつも消化不良で終わってましたが、ようやく今年度、札幌を皮切りにリアル商談会が始まりました。
この商談会のよいところは、岩手県内の宿泊施設、交通事業者、観光施設、観光協会、自治体の観光担当者など観光事業関係者に会えること。県内の観光の状況などの情報交換ができます。
それが、自治体の壁を超えた連携にも発展することがあり、旅行会社への商談と同様にとても貴重な機会となっています。
いままで大槌町は、(花ホテルはまぎくさん以外)そういうところに顔を出したことがなかったらしく、まずは大槌町という町を知っていただくことから。商談時間がいつも足りないのが、悩みどころです。
おおつち里海ダイビング
大槌町で初めてのダイビングプログラムの準備に追われました。
初回は9月4日で、あっという間に申込みがいっぱいに。
こちらの様子は、来月のNOTEで報告します。
3年ぶりの開催! 大槌まつり「曳舟まつり」準備
大槌町の「曳舟まつり」の準備は、たいへんです。
まず、船の確保ですが、協力していただける船も減っていて、数がなかなか揃いません。
また、「旅客」をのせられる許可を得てない船がほとんどなので、
①船ごとに足りない書類を確認し、検査を受ける手続きをする。
②内航不定期航路を取得する
③保険に加入する
④関係各所におまつりをする申請をする
などやること満載。
私が前に仕事をしていた町で、内航不定期航路手続きを経験していたこともあるからか?「曳舟まつり」の手続きをまるっと担当する感じになりゆきでなっていましたが、観光系のイベントやツアー受け入れの準備で忙しく、結局ギブアップ!
以前手続きをしたことのある外部スタッフや協会スタッフのゆかちゃんに、内航不定期の手続き以外、お願いをしました。
結果、私がやっていたら確実に終わらなかったでしょう。
これからも、自分が危機的状況に陥ったら、「できない」をきちんといえる人間になります(笑)。
→新社会人のようなことをこの年で学ぶ。若い頃のように24時間すべてを仕事に使えなくなった。
大槌町郷土芸能かがり火の舞
安定しない天気に泣かされた8月。
雨の場合、体育館での公演となりますが、それはそれで観やすいのでじっくり観たい方にはおすすめということも、わかりました。
でも、やっぱり本物のかがり火と一緒に観てもらいたい。
この企画も残り2回(9月10日と24日)。
神様、どうか天気にしてね。
写真は、北浦くんからのもらいもの。
海と希望の学校onさんてつ
東京大学大気海洋研究所「大槌沿岸センター」がこれまでも実施している「海と希望の学校」。
三陸鉄道のコラボもしていて、子供たちに人気の企画です。
今年度は、大槌町観光交流協会も協力し、ツアーのコーディネートをすることに。
その第一弾が、9月11日。
すみません、これを書いているときはすでに終わってますが、これも9月なので、翌月に報告します!
5大学インゼミ大槌町学習コーディネート
8月26~28日、いつもお世話になっている岩手県立大学の役重先生の依頼で、「岩手県立大学」「神戸大学」「福知山公立大学」「京都産業大学」「東北公益文化大学」のインゼミの受け入れをしました。
40人という大所帯です。
軽い気持ちで受けたら、日程も希望の内容もなかなかのハードさでして(笑)、まだ大槌歴1年半弱の私の手に負えなくなり、、、、。
大槌の私のあねご、K子さんにたくさんお世話になりました!
本当に感謝しかないです。
そして、とても勉強になりました。K子さんありがとうございます。
大槌町で活躍されている人8名のインタビューをしてもらったのですが、
写真ぜんぜん撮ってませんでした。
翌日の報告会は、たった2日の滞在でここまでやったの!?
という素晴らしいクオリティでした。
下記画像は、臼澤鹿子踊の東梅さんへのインタビューの様子と、報告会の取材記事です。
そのほか
そのほか、かなりの時間を取られるのが、「商談会資料づくり」です。
商談会で旅行会社さんに見てもらいながら説明する資料です。
観光誘客がこれからの大槌町では、まだ誘客PRポイントにゆらぎがあり、どうすればエージェントさんに「お!今度は大槌も検討しよう」と思ってもらえるか、試行錯誤で毎回作り直しています。
また、オンラインが多くなったことで横向きの資料のほうがよいと言われるケースもあり、縦バージョン、横バージョンつくるのが、本当に大変(デザインまるっきり作り直しだもん)。
いまとなってはもう何年の前のことのようですが、夏の海水浴場オープンは、つい先月(8月)のことでした。
今年の夏の思い出は、ボリューミーなあづきばっとう完食と、
浪板海岸でのNORISHIGEライブです。
8月のお休みは、14日のみでした。
9月は2日間は休みとりたいけれど、いまのところ東京出張後実家で過ごす23日くらい?(家族サービスで体は休めない)
休みたいなあ〜〜〜。
お正月までノンストップの予感しかしない今日この頃です。