Mari Hattori

東京都杉並区出身。岩手県大槌町の観光コーディネーター。2014年に岩手県山田町に復興コ…

Mari Hattori

東京都杉並区出身。岩手県大槌町の観光コーディネーター。2014年に岩手県山田町に復興コーディネーターとして入り、主に体験観光推進事業「やまだワンダフル体験ビューロー」の立ち上げ・運営をする。2021年4月より隣町・大槌町に移り着地型観光事業を進めている。

最近の記事

観光コーディネータという仕事41

猛暑による夏バテか、台風による気圧変化か、単なる老化か!? いまだかつてないほど体がきつかった今年の8月。 わたしだけではなく、たぶんみなさんそうだったと思います。 異常気象が通常気象になったので、もう逃れられない猛暑に自分の体を慣らすしかないのでしょう。 そんななか、とてもよい息抜きになったのが、末広町で開催された「よ市」。 所属する観光交流協会では会場設営サポートなどをしていましたが、私は完全プライベートで友人たちと、夏の夜風に吹かれてお酒飲みながら友人たちとリラックス

    • 観光コーディネーターという仕事40

      暑さとハードワークで頭も体もオーバーヒートしていた7月。 県外、とくに関東から来たお客様はみな、三陸はまだ涼しいと言っていて、もう私は東京では暮らせない身体になってしまったとしみじみ感じています。 地元の中学生と 7月初旬、吉里吉里中学校の依頼で2回観光コーディネータとして対応しました。 1回目は、観光協会への職場体験の男子生徒を1日預かって、ちょうど「おらが大槌夢広場」さんが、東京の小学校の修学旅行の受け入れをしていたので、その見学に行きました。この小学校は毎年大槌メイ

      • 観光コーディネーターという仕事39

        梅雨入りしている三陸ですが、いまのところ、観光客の受け入れ日やイベントの日に1回も雨が降らず、私の晴れ女パワー炸裂中の6月の報告です。 県内大学生の学習プログラム受け入れ もう何年続いているでしょうか? 私が隣町にいるときから県内のある大学1年生が、ゼミ単位で毎年三陸に学習旅行に来ています。三陸各方面それぞれ特色あるプログラムを用意し、大学側が数あるプログラムから選んで来てくれます。 予算があまりないので(失礼!)、通常の体験プログラムの内容ではできませんが、大学生たちが

        • 観光コーディネーターという仕事38

          トップ画像は、磯場が戻ってきている小久保海岸です。 「岩手大槌サーモン祭り」が6月9日にあり、いろいろな人からサーモン祭り準備で忙しいでしょ?と心配してもらった5月。 「サーモン祭りで忙しい」。まあ、そのとおりなのですが、私の場合、周囲がみなサーモン祭り準備でいっぱいいっぱいになっていて(祭りは日にち限定なので優先順位が後回しになるのは致し方ないが)、普通に毎日ある仕事が思うように進まなくなるという意味で、「サーモン祭りで忙しかった」5月でした。 なので、「岩手大槌サーモン

        観光コーディネータという仕事41

          観光コーディネーターという仕事37

          桜の開花が去年より遅く、まだかまだかと待って、やっと満開になったと思ったら、すぐに散ってしまった今年の大槌の4月。筋山や城山など、山のほうの桜は、鳥っこに芽を食べられてしまったのか? あまり開花しなかったようです。20代初め、GWをつかって初の東北観光(仙台〜平泉〜花巻〜盛岡〜角館〜遠野)したのですが、桜が満開でかつとても寒かったのを覚えています。こんな早いスパンで気候が変わっていること、日々の暮らしのなかで忘れがちですが、とても深刻なことですよね。 トップ画像は今年の大槌川

          観光コーディネーターという仕事37

          観光コーディネーターという仕事36

          友人でもある某コンサル会社社長のFacebookにのっていた言葉です。 「若かりし頃から口癖のように言ってきたが、20代をガムシャラに生きてない奴に30代はやってこない。30代にやるべきことをやらないと、40代は結果を出せない。40代に挑戦しないと、50代は迎えられない。50代でさらに前を向かないと、60代は楽しめない。60代以降はもはや考えない」 私個人的にはそのとおりで(人に強要したりこれができない奴はだめというニュアンスに受け止められたら〇〇ハラかもしれないので、私

          観光コーディネーターという仕事36

          観光コーディネーターという仕事35

          三陸に移住してはや9年半。 こんなに雪が降ったのは初めてかもしれません。しかも暖かいなあと思っていたのに、突然降る降る! 東京の方たちと同様に、大槌町でも大雪は珍しく、町中が右往左往します。 そんな2月の活動報告です。 毎年2月は忙しい。数日短いのもあるけれど、2023年度締めと2024年度の事業準備(予算取りや助成金申請等)、そして確定申告が重なり、事務仕事ばかりで記憶がかなり飛んでます。 三陸の海でテントサウナ体験 2月も2回実施しました。 1月もいれて全4回、すべ

          観光コーディネーターという仕事35

          観光コーディネーターという仕事34

          年度末が近づき、さらに書類仕事がたまる今日この頃。 椅子に座って丸1日動かずいることが多いのに、お腹はちゃんとしっかり空く。頭使っているエネルギーで体脂肪減らせればいいんだけれど、頭使うと糖分が欲しくなるんだよね。 やばいやばい。 今月も、おもてに見えるイベント的な仕事を中心に報告します。 三陸大槌町 郷土芸能冬の舞スタート 「いわて冬旅キャンペーン」特別企画のひとつなっている「三陸大槌町 郷土芸能冬の舞」。 1〜3月の第2・4土曜日の19時30分〜「三陸花ホテルはまぎ

          観光コーディネーターという仕事34

          観光コーディネーターという仕事33

          1年のうちで唯一まとまって休みが取れるのが、年末年始。 このうえなくぐうたらした日々のあとの1月のなんと辛いことよ(笑)。 休みを取ったあとの仕事の溜まり具合ったらもう。 元旦だろうが夜だろうが寒かろうが、災害は起こる。 頭ではわかっていても、元旦はないだろうとだれもが思った能登半島地震。 テレビやSNS、そして現地入りしている友人知人からの情報からしかわからないですが、被害の大きさに愕然としています。 お亡くなりなられた方のご冥福を謹んでお悔やみ申し上げます。 また、被害

          観光コーディネーターという仕事33

          観光コーディネーターという仕事32

          水面上でも水面下でもいろいろなことが動いている今日この頃。相変わらず突っ走っております。トップ画像は、11月の花巻空港上空。雪が降っていて、帰り大丈夫か!とびびって撮りました。 11月の活動報告です。 海と希望の学校onさんてつ 「海と希望の学校onさんてつ」は、三陸鉄道に乗って、三陸の海や生き物のことを知ろう!という、県沿岸広域振興局と東京大学大気海洋研究所主催のイベントです。昨年から大槌町観光交流協会でお手伝いをしています。 昨年は盛駅発着でしたが、今年は宮古駅発着

          観光コーディネーターという仕事32

          観光コーディネーターという仕事31

          10月。 大槌町が3つの種類のイベントを同時に開催するという、良い意味でチャレンジャーなイベントがあり(悪い意味ではじゃっかん無謀ともいう)、周囲がドタバタしているなか、 私はというと、コロナもどき(でもコロナではない)にかかった影響で、イベント準備にほとんど関われず(そもそも本番当日は出張の予定だったので手伝えることがあまりなかったのだけれど)、ひたすらさまざまな書類づくりに勤しんでいた月でした。 おおつちのあそびの体験つぎつぎ実施! NPOおおつちのあそびが、「シュノ

          観光コーディネーターという仕事31

          観光コーディネーターという仕事30

          病気知らずでいつも元気! たまにそういう人がいますが、 そんな人がたまに熱とか咳とか出ちゃうととたんに、「もうだめぇ」と心身ともにひ弱な人になりがちです。 ええ、私のことです。 インフルエンザにかかったことがなく、コロナにも感染しておらず、風邪もめったに引かない私ですが、5年に一度くらい大風邪を引き、重症化して、寝込みます(小さな体調不良はしょっちゅうですが)。 8月末に喉が痛いかな?から始まって、あれよあれよとどんどん悪化し、 これはコロナかかったな?私もかかったな?(大

          観光コーディネーターという仕事30

          観光コーディネーターという仕事29

          9月も後半になり、ようやく涼しくなってきましたが、8月はひたすら暑さとの戦い。暑くて苦しかったことしか記憶にないなあと思ってスケジュールを確認したら、いろいろと充実していたようです。 トップ画像は、猛暑が続くのに、空だけ秋が来ていた大槌のある日の空です。 大学ゼミ旅行や視察の受入れ 今年は、大学のゼミ旅行が増えました。 私が現地対応したもののほかにも、大槌町の合宿・学習旅行助成金を利用し、大槌町でフィールドワークをしてくれた大学もありました。 淑徳大学様 私の先輩&師匠

          観光コーディネーターという仕事29

          観光コーディネーターという仕事28

          こえ〜〜〜。 というのは、「怖い」ではなく、岩手の方言で「疲れた〜」「しんどい〜〜〜」という意味。 かつて経験したことがない三陸の猛暑と、強烈な仕事量で、まさしく「こえ〜〜〜」となっている今日この頃。 今年はエアコンなしでは生活できず、電気代の請求やガソリン代もこえ〜〜〜。 こっちは、標準語の恐怖のほうの「怖え〜〜〜」です(笑)。 8月31日になってしまいましたが、7月の報告です。 観光協会での私の仕事は、この月に何実施したイベントや体験受け入れというのは一瞬・一部であ

          観光コーディネーターという仕事28

          観光コーディネーターという仕事27

          おあづぅございます。 気候変動なんでしょうか? 10年前に三陸に来た時には、東京もんにとって寒くて震える夏だったのに、どんどん夏の気温が上がって、ここ数年は夜にもエアコンをかけないと暑苦しい日々が続いています。 それでもって、いざ海開きのシーズンになると、やませがモクモク出て寒くなったりして。 海開きや夏休みは1ヶ月くらい早くしたほうがよいのではないかい?と思う今日この頃です。 そして、しばらくホタテを食べていません! ずっと三陸沿岸に貝毒が出ています。海はどうなっているので

          観光コーディネーターという仕事27

          観光コーディネーターという仕事26

          大槌町の大きなイベント、岩手大槌サーモン祭りの準備をしていた6月はあっという間に後半となり、5月の記憶がすっかりなくなっています。 というか、最近では、1週間前、3日前、前日の記憶も喪失してたりして、やばいやばいと思っている今日この頃。 かがり火の舞2023スタート! スケジュールを見直すと、祭り準備以外はこれからの物事の打ち合わせばかりで、これといったトピックがないのですが、眼に見える大きな動きといえば、「三陸大槌町郷土芸能かがり火の舞2023」。 5月27日に始まりま

          観光コーディネーターという仕事26