【介護】家族の介護疲れストレス
色々な家族のかたち
介護士として働いていると、ご利用者様、ご入居者様のご家族関係が見えてしまうことがしばしば。
家族に愛されてる人。
放置されすぎてる人。
家族もおらず1人の人。
1人暮らしの方を除けば、介護士としてご家族と報報告連絡相談をしていくので、切っても切れない関係になる。
介護士にとって好意的に思える家族、
協力的、意見に耳を傾けてくれる家族etc…
介護士にとって苦手な家族、
非協力的、一方的、リクエストが多い家族etc…
ご利用者様は良い人だけど家族が面倒くさい、
もちろんその逆でご利用者様自身がクセが強いが感じの良い家族で緩和される、、
本当色んなご利用者様、ご家族様と出会ってきた。
良くても悪くても。
私も色々感じながら仕事をしてきたが、
接客業である以上、私は表情には出していない。
今回は私が【訪問介護士】として働いていた時に感じた、「介護ができる家族」のことに焦点をあてる。
訪問介護士として働いていた時。
お邪魔していた利用者様の家族は、
大胆に大きく分けると2種類にわかれる。
それは家族自身も介護をするかしないか。
①家族も介護をする
仕事をされていたり、ご家族の負担軽減のために、ヘルパーに仕事を依頼しているパターン。
ご家族が排泄交換やトイレ介助、食事介助もできる。
ヘルパーのサービスとしては、
・排泄交換1日2〜3回
・デイ送り迎え入れ
・ご家族では難しい車椅子への移乗
・清拭や入浴介助
ご家族同居の場合、生活支援のサービスが入らないため、身体介護のサービスとなる。
介護の大変さを知っており、ヘルパーにも優しいこともある。
その反面、ご自身で介護ができてしまう為、仕事ができない要領の悪いヘルパーに対してはやや強くあたる家族もいる。
②家族は一切介護をしない
食事介助、排泄介助はヘルパーが命。
必要物品を買ってくることはしてくれるが、実際の介助は一切しない。
よくあるのが、夕方にヘルパーが夜用に排泄交換したら、次は朝のヘルパーまでノータッチの為、下手すれば尿まみれになっていることがある。
↓しない場合はさらに下記に分かれる。
②-1 協力的タイプ
ケアマネジャー、ヘルパーなどの意見には耳を傾け協力してくださるタイプ。
②-2 完全スルータイプ(非協力的タイプ)
ケアマネジャー、ヘルパーの要望も聞かない。行動してくれない。
例)物品が必要と言ってるにも関わらずなかなか買ってくれないetc…
②-3 口だけ達者タイプ(非協力的タイプ)
ケアマネジャー、ヘルパーの要望の意見を受け入れず、自分の考えを押し付けてくる。その考えは時に間違えていたりもする。←少数派
色々な価値観のご家族がいて、
私も協力的なご家族様に助けられたこともあるし、逆に「あぁ、この家族は変わっていて気を使うんだよなぁー」ということもあった。
介護士を下に見てるのかなと思ってしまう態度をとられたこともある。
かなーり前置きが長くなり過ぎてしまったが、
今回は①の「ご家族も介護をする」タイプのお話をしていこうと思う。
家族だからこその辛さ
訪問介護をしていて、ご家族のストレスな悩みを相談されることがあった。
時には思い詰めて涙しながら、話された方もいる。
ヘルパーに相談してくださるご家族は、「介護にきちんと向き合っていて、要介護者(父や母が多い)の気持ちに寄り添っている人」が多い。
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