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ドイツで心理療法を受ける

かなり個人的な話ですが、
昨年の秋頃から、ドイツで定期的に心理療法家の元に通っています

※以下、個人談に基づいており、専門的な情報は他でご覧ください

ドイツと周辺の国々では、オーストリアのフロイト、
ドイツのヴィルヘルム・ヴント、カレン・ホーナイ、
スイスのユング、他にも有名な精神科医、心理学者を輩出しています

ユング派の河合隼雄氏が述べていたように、
西洋と日本では、「私」と「他者」の線引きの仕方が異なることを日々感じます

私の周りにも、定期的に心理療法を受けている友人達がいます
専門家の力を借りて、自分の思考パターンや癖に気づき、より健全な自分自身との関係、他者との関係を構築する
それが、より充実した人生の土台になる、という考えが日本より強いように感じています

ドイツでは公的保険でも一定の条件を満たすと
行動心理療法、精神分析的心理療法等を受けることができます

私は昨年の5月頃まず、Hausarzt(かかりつけの家庭医)に、心理療法を受けたいことを相談し、診断書を書いてもらいました

その時点で、心の内を自由に話せるドイツ語力はなかったので、英語の分析家/療法家を探し始めましたが、コロナ後、需要が急増し、ドイツ語話者でも半年~1年待ちの状況で、もともと数が少ない英語話者の療法家の場合、1年以上待たなければなりませんでした

7月に精神分析協会(Institut für Psychoanalyse der DPG Stuttgart)とアポ取りができ、精神分析家と計3回、面談をしましたが、英語話者の精神分析家は結局見つかりませんでした

Stuttgartにはアントロポゾフィー系の精神科(Die Filderklinik)もあり、一度面談しましたが、重度の症状を持つ人しか受け入れていないようでした

9月に英語話者の心理療法家とアポ取りができ、現在、そこへ定期的に通っています
日々心身へのアプローチ/インナーワークを行う中で、自分の思考パターンや癖に気づき、少しずつですが内側のエネルギーに変化を感じています




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