授業 【シュタイナー教育 音楽 Alexander Kölble氏②リズムの体現】
この記事では、教員養成コースの音楽について触れています。
音楽の授業は1年半の中で、1コマ80~90分ⅹ5日/週ⅹ計9週間ありました。
音楽の授業でまず体験したのは、耳を澄ませること
その次に体験したのは、リズムを体現することです。
【拍のアクティビティ 一例】
①
全員で円になって、一定のリズムで一人ずつ時計回りに手拍子を打ちます。
0.8秒に一回くらいのリズムで、パン、パン、パン、パンというように。
でも最初はパン、・・・パン、パパン・・・ 隣の人の手拍子と間隔が空きすぎたり、狭すぎたりします。
②
①のリズムを右足と左足で軽く床を踏み鳴らします。足で基礎の拍を取りながら、①の倍速で一人ずつ時計回りに手拍子を打ちます。一周したら反時計回りに。
十数人いると、スムーズにパン、パン、パン、、とはなかなかいきません。
③今度は足だけで、時計回りに、一定のリズムで3拍ずつトン、トン、トンと軽く床を踏み鳴らします。
1(1人目の右足・1人目の左足・2人目の右足)
2(1人目の左足・2人目の右足・2人目の左足)
3(2人目の右足・2人目の左足・3人目の右足)
4(2人目の左足・3人目の右足・3人目の左足)
・・・
一周したら反時計回りに。
このほかにも沢山のアクティビティがありますが、書くとややこしく分かりにくいですね。。
グループでリズムを体験することは、一体感を生み出します。周囲の音に耳を傾けます。
最初はなかなかうまくできなかったですが、何度か練習するうちに少しずつリズムが身体に身についてきて、円滑にパンパンパンパンといった時、皆で喜びました。
Waldorf学校の音楽の授業は、まず身体を使いながら、音・リズムを体現していきます。
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