【股関節、大どんでん返し】

久々のnoteです。
今日は長いので、読む方は覚悟してください(笑)

今年に入って次々と思いもよらないミラクル変化がオンパレードで、自分でもびっくりしています。

とりあえず一番最近起きた一番のどんでん返しです。

以前、noteに「変形性股関節症」のことを書きました。

https://note.com/marilynrhythm/n/nfd9e501f32e0

この時、一見いい展開に思えたのですが・・・その後、実はまた紆余曲折が起きてました。
理学療法士さんのレッスンを受けても痛みを感じることが増え、何よりも辛かったのは、こんなに頑張ってトレーニングをしてきたのに「体幹が使えてない」と指摘されたこと。
つまり、痛みがある状態でトレーニングしても全く効果がないことを突きつけられて相当落ち込みました。
結局痛みを取り除くためにはやっぱり手術しかないのか・・・と、いよいよ第二段階、MRIを撮りに行きました。結果はなかなかシビア(みたい)で、9月の診察の時にこれはいよいよ手術を勧められるんだろうなぁ〜と思っていたら・・・
ドクターから「とりあえず手術は最終手段として、その前にやれることをやってみましょう」と、ステロイド注射で炎症を抑えるという処置でその日の診察は終わりました。
ステロイドって当たり前だけど、本当にすごくて、打った直後にいきなり痛みがなくなるどころかそれまで機能しなかった筋肉がいきなり働く、という「麻薬」的なことが起きるわけです。
そんな麻薬効果でその日は痛くないので有頂天になり、痛みのない今うちに!とあれこれ動き回ったら、やっぱり翌日は普通に痛みが戻って来ました。
ステロイド麻薬効果は約半日…。
理学療法士さんに報告したら、手術をした方が早いと言われ、やっぱり手術しかないのかと覚悟を決めました。今のドクターは筋を切らない手術ができる先生なので、もう次回の診察の時に手術をお願いしよう…と思ったのが9月のこと。
いいドクターに出会えたし、このまま関節に負担をかけ続けるよりも、手術した方がきっといいんだろうな・・・
と前向きに、前向きに、ひたすら前向きに考えていました。
身近な人や、ずっと状態を伝えてきた人に少しずつ「手術を受けることになりそう」と伝え始めていましたが、次回の診察は約1ヶ月後。

ところが・・・
この1ヶ月の間にミラクルな大どんでん返しが起きたのです!

9月に私のコアフェイストレーニングを受けに来てくれた友人から
「このブログ、読んだ?」
と、ある方の書いたブログを紹介してもらいました。
その方、インド舞踊家の【Mさん】は、元々「先天性股関節脱臼」で変形性股関節症になり、しかも末期の状態で車椅子にお世話になったものの手術なしで踊りに復帰できた、と。
書かれた日付を見たら10年くらい前の記事だったけど、温存を勧めたという担当ドクターの話や、改善のために受けられたボディワークの話が興味深すぎて、これはどうしてももっと詳しく直接お話を聴きたい!と思い、ブログを教えてくれた友人に連絡したところ・・・
「自分は直接の知り合いではないけど、友達がインド舞踊の生徒さんなので、聞いてみるね〜」とのお返事。
それから、数日のうちに、あれよあれよと話が進み、【Mさん】ご本人と電話で直接、貴重なお話を聴くことができました。

これがね…
すごかった。ありがたかった。

詳しいことは長くなるのでまた改めますが、もう手術しかないと思ってた私に、また新たな選択肢ができたのです。

手術が悪いとは思いません。私もその時はそれが自分にとって最善の策だと思ってました。
でも、【Mさん】のお話を聴いて、最終手段の手術に踏み切る前にまだやれることがあるのなら試してみたい!と心の底から思いました。
幸い、お世話になっているドクターも「手術は最終手段。というのも、手術はやり直しがきかないので後悔してほしくない」という方針の方だったので、それなら自分で試したいことをまずはやってみた方がいいに決まってます。
おそらく【Mさん】は相当努力をされたと思います。またその時の年齢や、体の特性、筋力なども違いますから、私も同じように回復できるかどうかは未知数です。が、今の私は絶対ミラクル起こせます!(その理由はとても書ききれないので改めます)。

そんなわけで【Mさん】からボディワークの先生も紹介していただき、今までのやり方からちょいと目線を変えた全く別のアプローチで自分の体と向き合ってみようと思い、早速レッスンを受け始めました。

このボディワークは「体の感覚」を変えていきます。
とはいえ、全く分からないのです。先生に言われたように歩いたり、目線を動かしてまた歩いたり、後ろ向きに歩いたり、そして横になった状態で先生に体を委ねて動かしてもらう施術的なこともあったり・・・
で、最初は全くやってることも効果もよく分からなくて(今でも分かってないことが多い 笑)、でも、正しいアライメントに無理やり体を持っていくのではなく、変化した時にどう感じたか、あるいは感じなかったかを大切にするこのメソッドはおそらく広い意味で今の自分に必要で、ある意味ものすごく瞑想的なところもあったりするな(これもいつか補足説明します)・・・と、そんなことも思ってました。
ただ、先生曰く、「今は新しい感覚を身につけている段階なので、今までの体の癖や回路をなるべくリセットしたいので、筋トレやストレッチはあまりやらないでください」と。なので、理学療法士さんのメンテナンスはちょっとお休みして、自主練も必要最低限にとどめました。

そして今日・・・。
病院でドクターの診察を受けてきました。
先月は、今日のこの日に「手術の希望をドクターに伝えよう」と思っていました。
しかし今日、私の覚悟は決まっていて、診察室に入って「どうですか?」と聞かれた時にこう答えました。
「この1ヶ月色々考えましたが先生に『手術は最終手段』と言っていただいたので、もし、先生がまだ急がなくてもいいと診断してくださるなら、もう少し自分でやれることを頑張って様子が見たいです。」
ドクターはニッコリ微笑んで「そうですね!それで行きましょう!」と答えてくれました。
そしてその後ミラクルが起きました。
診察室のベッドに仰向けになり、筋力のチェックをしてもらったのですが、1ヶ月前の診察の時、右側は全く大腰筋が機能しなかったのに、今日はしっかり機能して、ドクターに押されても保つことができたのです。ここ2週間くらい、ほとんどそれまでやってたトレーニングをサボりまくっていたのに・・・。

誤解がないように書き添えると、今までお世話になってきた理学療法士さんは本当に素晴らしい技術の持ち主なので、誰かの助けになりそうなことが起きたら、絶対に紹介すると思います。
でも、今の自分にとっては別にもっともっと必要なことがあって、今はそれを大切にしたいと思っています。
そして、私にはすごい目標があるのですが、それは・・・また別の機会に。

ガンボの股関節は相変わらず絶好調。







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