見出し画像

湯たんぽのサイズ見直し

この猛暑に暑苦しい話題で恐縮だが、湯たんぽである。冬は毎日のように大活躍する湯たんぽ。寝る前に布団の中に湯たんぽを仕込んでおくと、暖房に頼りすぎることなく快適に眠れるので、愛用しているのだが、実は今、我が家には湯たんぽが2つある。

1つは最初に購入した小さいサイズのもの。これは実は愛犬のお留守番用に買ったもので、カバーは無印良品の合いそうなサイズの物に変更して使っている。もう1つは無印良品で湯たんぽそのものから購入した大きなサイズのもの。毎年冬になると無印良品で扱っている3サイズ展開の湯たんぽの中で最大のものだ。カバーも数年前に合わせて購入した。

大きな湯たんぽは、朝までしっかり温かく、なんだったら昼過ぎまで温もりが消えない。朝起きてから中のお湯を洗い物に使ったりもできるくらい、お湯がお湯としてしっかりキープされる。一方小さな湯たんぽは、朝になると温度はぬるくなり、温める力はもはやない。中のお湯を捨てる時は、水ではない極めてぬるいぬるま湯にはなっていて正直お湯感はゼロだが、洗い物に活用するくらいのことは可能だ。

ここまで見ると、大きな湯たんぽの方が良さそうだが、実は今回その大きい方の湯たんぽを手放した。大きな湯たんぽのデメリットは以下の通り。

・お湯をたくさん入れなくてはいけないので、準備が大変
・布団から出して寝ればいいものの、つい布団の中に入れっぱなしで寝てしまい脛が低音火傷になったことが数回ある。
・収納しているときに地味に邪魔

我が家の湯沸かしポットでは、大きな湯たんぽを満タンにするには3回半、水を入れて沸騰させてを繰り返さなければならない。この作業が毎日になるとちょっと面倒だし、そんなにお湯たくさん必要なのかしらと疑問になってくる。しかし湯たんぽの素材の特性上、お湯を中途半端に入れているのは凹みの原因になって壊れることもあるらしく、毎回大きな湯たんぽを満タンにしなければならない。毎晩、この3回半の湯沸かし作業を繰り返しながらモヤモヤしていたのだ。それをこの夏の掃除で思い出した。夏の間は使わないので収納してあるのだが、湯たんぽはとにかく嵩張る。お湯を入れていない時に平らになるゴムのようなタイプもあるのだが、あれは私にはお湯を入れる作業が難しくて、高確率で火傷やお湯のぶちまけが発生するのは目に見えていたので使っていない。なにしろ10年以上も毎日毎日料理をしているのに毎週のようにどこかしら料理が原因での生傷が絶えない人なのだ。自分の鈍臭さを侮って過信してはいけない。

暑い暑い昼間に掃除をしながら「これ、モヤッとしてたんだよね。そして今、邪魔。」という夏の灼熱に後押しされて、さようならになった湯たんぽ(大)。冬に後悔するかな。いやでも、寝室が狭くなったのにダイキンのエアコンが素晴らしい活躍をしてくれるから大丈夫だろう。しかも湯たんぽ(小)はまだ持っているわけだし。ということで、捨てる時も嵩張ってモヤっとしながらも、家から消えた湯たんぽのおかげで、ずいぶんスッキリした。ついでにその近くに収納されていた書類も今一度見直してシュレッダーにかけられるものを徹底的に探して処分したので、さらにスッキリした。

しかしまだ物が多い。先日の友達が海外に帰る話を聞いた後も、我が家が次に引っ越すとなったらどうしたものかと考えたのだ。やっぱりまだ多い。目標は大きなスーツケース1つを機内預け入れ用に、そして機内持ち込み可能なバックが1つ、貴重品用のハンドバックやサコッシュ的な何か、これら3点くらいに全ての荷物がまとめられるくらいになりたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?