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耳ツボジュエリーをやってもらったら血流がすごいことになった
友達にキャンドル作家のすごい先生がいるのだけれど、その子が最近耳ツボジュエリーを始めたというので、モニターとして施術してもらってきた。
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耳ツボを押すのはピンセットではないよ。
耳ツボジュエリーは、どうやら最近の20代界隈で人気のものらしく、その世代と深い交流がない私は(他の世代なら深い交流があるのかと言われると無いんだけれど)全く知らなかったのだが、最近の20代は健康意識が高いらしい。そういう健康に敏感であることが魅力であるという思考があるようで、可愛くカッコよく健康になる、みたいなものが熱いらしいのだ。なるほど。私が高校生くらいの頃にも耳ツボが一瞬流行って、マグネットのようなピアスを耳ツボの位置に挟んでおくことでツボ押しするダイエット、みたいなものがあったような気がする。あれ、私も持っていたけれど、私にはツボが押され過ぎて頭痛になるという副作用が強過ぎて諦めてしまったものだったのだけれど、そういえば、あのブームはどこへ行ったんだろうかと検索してみれば、昨今の耳ツボジュエリーなるものの盛り上がりと共に、再び復活している模様。ネットで買えるようになっていた。
さて耳ツボジュエリー。最初調べていた時には、私にはちょっと派手すぎるかなあと思ったのと、絆創膏や湿布などを数日貼り続けると被れる体質なので大丈夫かなあと不安だったのもあり、もじもじしていたのだが、その友達が近所で施術してくれる機会が巡ってきて、えいやっと行ってきた次第である。
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結果、よかった。
何がよかったかというと、耳ツボは意外と全身への即効性がすごいと判明したことと、やはり頭まわりのケアは大切だなと再確認できたことだった。
ピアスや髪留めなど、頭周りにずっとくっついているようなものを、蔑ろにするのはよろしくないと思い始めたのは数年前。もちろん他の部分にくっついているものなら適当で良いという意味ではないのだが、頭まわりは特に気をつけねばならないような気がした。何かを感知したり、考えたり、体の隅々まで司令を瞬時に行き渡らせたり、そんな重要なことを休み無くしてくれている頭のすぐそばに、微妙なものをずっと付けっぱなしにして、良いわけがなかろうと思ったのだ。以来、髪留めなども、寝起きの朝だけ髪をまとめるちょっとした瞬間だったとしても「適当に安いからこれでいっか」ととりあえず使ってしまうのではなく、常に納得した自分の気に入ったものを使うように気をつけている。
さて耳ツボジュエリー。彼女は天然石のついたツボシールも持っていたので、天然石部分はラリマーとシトリンをつけてもらった。耳だけ突然ケバケバしくなるかと不安があったものの、そこはさすが友人。似合うようなものを選んでつけてくれたので、鏡で見ても違和感がなかった。
そもそも、耳ツボジュエリーというのは、耳にあるツボにチタンもしくは金のチップがついたシールを貼り付ける施術である。メインの目的は耳を飾ることではなく、ツボ押しのためにシールを貼ること。よってチタンもしくは金のチップだけがついたシールを貼るだけでもいいのだけれど、そのシールの上に様々なキラキラした飾りのパーツも一緒に付けているのが耳ツボジュエリーということになる。
全てをジュエリーパーツにしても、チタンもしくは金のチップだけにしても、効能としては変わらない。ただしジュエリーパーツが付いているものは、どうしてもシールからの出っ張りが多くなるので、髪の毛や手、服や寒い季節ならマフラーに帽子、寝ている間の枕などへ引っかかって外れてしまう確率が高くなる。
初めての耳ツボジュエリーだったので、どこまで貼り付いてていてくれるかはわからないのだけれど、目安として5日間から7日間までが連続貼り付け可能な期間だそうで、それ以上は長く貼っていても意味がなくなるのだとか。7日間貼った状態で過ごしたら、そのあとは1週間から10日くらい何も貼らないお休み期間を設けて、そのあと再度貼り付けができるというリズムらしい。要は貼り続けてしまうとツボが刺激に慣れ過ぎてしまって、ツボ刺激の意味が失われるということのようだ。
耳ツボジュエリーを貼り付ける前に、ツボ押しの棒で耳を何箇所か押してもらう。すると不思議なことに全然痛くない場所と、恐ろしく痛い場所があることが判明する。もちろん細いもので耳を押すので全く痛くないというのもちょっと違うかもしれないのだが、明らかに痛い場所と比べたら、痛くない場所は全く痛くないと表現して良いと思えるような痛みの差がある。
私はどうやら肩こりだとか目の疲れだとか内分泌系だとか、まあそれはそれは身に覚えしかないような場所が、ズバリ痛くて驚いた。
そして耳ツボを押してもらっているとあっという間に全身に血が巡っていくのがわかった。耳ツボの即効性はすごい。
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背景は諸般の都合により消しております。
さらにかなり何かが巡りまくったようで、その日の夕方は気絶するように寝てしまった。耳ツボ、その小さな点でどこまで私を蹂躙するのだ。すごい。
耳ツボジュエリー貼り付け期間が終わったら、ちょっと耳をマッサージしたりして、耳から自分を労わらなければならないと思った。
まずあの、耳ツボを押す棒が、気になりすぎる。あれを入手すべきか、迷っている。しかしすぐ買うのはよろしくない。とりあえず手で揉もう。
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