小惑星がしれっと通過(したのとするのと)って知ってた?
何気なく隕石について検索していたら、今日2024年6月28日の日本時間朝5時台(すでに過ぎている)と、明日、それぞれ別の小惑星が地球に接近するルートで通過していくというニュースが目に入った。
もうすでに通過してしまった方は地球と月の距離を17倍にしたあたりの遠く(といっても宇宙規模だとかなり近いのだろうけれど)を通過していくので、地球に墜落する心配はないと言う。実際、何も騒ぎは起きていない様子なので、墜落はしなかったのだろう。
問題は明日通過するという2024MKと名付けられた小惑星だ。
何が問題かというと
・発見されたのがなんと今月。地球通過予定日のたった13日前。
・地球を中心にした月の円軌道の内側(地球側)を通過する予定。
・大きさは長さ120メートルから260メートル(楕円だから?)
という点なのだ。
この小惑星2024MKも地球に落下することは無いという発表が出ている。
これらのニュースを見て、私は思った。
仮に、地球に落ちてしまうことが判明したら、ちゃんと正直に情報を発表してくれるのだろうか。それがたとえ、何%の確率で落ちるかもしれませんよ、という話だったとしても。
今でも、もしかしたら数%なら地球に落下する可能性はあるのではないだろうか。けれどもたとえ1%、0.1%の確率で落下すると報道したところで、パニックは起こるかもしれない。そうなると、「言わんとこう」となるのではなかろうか。そして落下してしまいその後ニュースを報道する機能が地球に残っていた場合「極めて珍しいケースだ、うんぬん」と言うのだろう。
小惑星や巨大隕石の落下が、庶民に隅々まで正しく予告されることは、ないのではないか。もちろん大統領レベルの人たちは特殊シェルターなり何なりにさっさと避難しているのだろうけれど。
もしも人類滅亡レベルのものが宇宙から降ってくるのなら、一気にあの世に家族全員で行けたらいいなと切に願う。そんな世になってまで生き延びたいとは全く思わない。
しかし落下予定13日前に発見された小惑星が地球に落下する可能性が、だなんて話はハリウッド映画既視感満載なのだが、本当にあるんだね(落下しないけど)。それが庶民に発表され、地球滅亡まであと10日とか言われたら、何をするだろうな。
ありそうな答えの例だと誰かに会いにいくとか、どこか行きたかったところにいくとか食べたいものを食べるとか、お金を使い切るとか、そんなことだろうか。
私は会いたい人はいないし(今家に全員揃ってるから)、地球滅亡までの間に行きたい場所なんてあまり思いつかない。いったことがないけれど、チベットとかはいいかもな。涼しそうだし、妄想として宇宙に還りやすそう(絶対違う)。
瞑想はしたいな。滅亡までの10日間毎日。他の瑣末なことは全部ほったらかしていいことにして、じっと座って呼吸したいかな。あとは家族が揃ってそばにいたら、特に問題はなし。
下記にリンクを貼ったThe Sky Liveというシュミーターでみると面白いのでぜひ。
宇宙規模でみるともはやなぜぶつからないのか不思議なくらいのランデブー。
ちなみに2024MKは地球の地上各地で観測されているらしい。
これほど近づけはそれはそれは、よく見えるのだろう。
現在の惑星の位置などが見られるのはこちらの記事にリンクしたNASAのページも便利。
イトカワとかもあるね。
くるくる3D画面を拡大したり縮小したり回転させたりしていると時を忘れる。
温かいサポートに感謝いたします。身近な人に「一般的な考えではない」と言われても自分の心を信じられるようになりたくて書き続けている気がします。文章がお互いの前進する勇気になれば嬉しいです。