柔軟剤なし生活
この1年くらい、洗濯の際に柔軟剤を使っていない。実に快適だ。特にタオルの快適さは柔軟剤を手放してから格段に向上した。何よりも吸水力が抜群に良い。
タオルに柔軟剤を使わないだなんて、ゴワゴワしないのかと聞かれそうだが、実はちょっとしたコツを押さえれば問題なく過ごせる。
柔軟剤なしでもゴワつかないコツ
乾燥機仕上げ
一番簡単なのは乾燥機を導入している場合。タオルが最もゴワゴワするのは洗濯した後、シワをしっかり伸ばすことなく太陽の下ガンガンの日差しで乾かしただけの時だ。
最後の仕上げに乾燥機に投入すると、生地の目が整いパイルが立ってふんわりと仕上がる。
アイロン仕上げ
乾燥機がない場合も、実はアイロンで近い効果が得られることが最近わかってきた。
自然に乾燥させた最後の仕上げにアイロンを高温でかける。するともっとバリバリに乾燥してしまいそうな気がするのに何故か不思議なことに自然乾燥させただけの時よりも柔らかく仕上がるのだ。
アイロンで多少潰れてしまったパイルも、畳む直前に二、三回ふりふりすれば少しは回復する。
柔軟剤を使わない効能
柔軟剤を使わないことによって洗剤類にかかる費用も削減できた。布に溜まってしまう洗っても洗っても取りきれない嫌な匂い残りも無くなった。柔軟剤を洗濯に使うのが当たり前で、それが最も良い洗濯の方法だと信じて疑ってこなかったのだが、全く違ったらしい。
良い香りをさせたかったら別途香水やボディークリームなどを使えばいいわけだし、布に雑菌と混ざり合った人工的な香りを残し続けることには謎しかないんだなと最近になってようやく学習したのだった。
何故あんなにも柔軟剤信仰にハマっていたんだろうか。思い込みというのは本当に不思議なものだ。
そもそも布を使い心地良く綺麗にしておきたい一心で柔軟剤を選び使っていたのに、逆効果だっただなんて、目から鱗どころか脳みそ全部が落ちちゃうんじゃないかくらいの驚きである。
最近リピートして使っているのは粉末の洗剤たち。
洗濯洗剤と酸素系漂白剤を用途に応じて使っている。
普段は洗濯洗剤に少量の酸素系漂白剤を一緒に入れて洗濯機洗い。
時間があって乾きやすそうな日にはお湯と酸素系漂白剤でつけ置き洗い。
仕上げは夜寝る前にアイロンをして、畳んで片付けたら今日も一日お疲れ様。
洗濯は量が増えるとやっぱり大変だなと思うこともあるのだが、意外と好きな家事に分類されるのかもしれない。スッキリ綺麗に洗えた洗濯物は手にしていてとても心地よいし、それらを全て畳んで収納し終えた時には気分がとても良い。
掃除機も拭き掃除も同じように感じる。特に水を使ってクリーンにしていくのは心地よい。
食べることに全く興味がないから料理は得意とは言えないけれど、キッチンの掃除は大好きという謎の私。シンクを磨いたりするような洗浄系は清々しいし、夜寝る前にキッチンが汚れているのは本当に辛い。
そんな変な洗浄癖の強い私が使い続けているおすすめ洗濯洗剤を最後にまとめておくので、気になる方は試してみてくださいまし。