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私の頭の中の、京都市内地図。
「京都の道は碁盤の目になっている」
小学校で教わったんで、私の頭の中の地図も、
川は南北に流れ、橋は東西にかかって出来上がっております。
私が育った場所は、どう、向きを向うが、
東西南北がはっきりとわかる場所。
観光名所で有名な渡月橋が、
南北にかかっているなんて理解ができひんもんやから、
しまいには、
「地図が読めへんのや」
言われる始末。
その意味すらわからんもんで、
「なんでなん?」言い合いになってしまいますが、
折れない性格の私は、
それでも川は南北に流れたはんのっ。
毎朝、犬と小倉山を登り始めて半年近く、
展望台から市内を眺めて、先日ようやく理解できました。
「なるほど」「こうきてこう流れて」
「ほーう」
渡月橋は南北にかかったはるわ。
理解するまでかなりの時間がかかりましたが、
頭の中の地図は、川は南北、橋は東西とかわらしまへん。
東西南北がわからんで、道に迷って迷子になったら、
比叡山か大文字の山を探したらよろしおす。
その山が見える方角が、東ってこと。
が、
他府県に行った時には、私の頭の中の地図は、
消えたはるんで、自慢やおへんが迷わしまへんの。
「迷子になったら人に尋ねるんやで」
祖母の教えどす。
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