仕事

小さな小さな鳥がやってきて、わたしの両手の間の空間で休んでいきました

世界中の“あ”の面倒をみる仕事をしてるんだ、ぼく

それはもう次から次に生まれてくるんだから、大変なんだよ

ミルクティーがすきな“あ”もいれば、ココアがすきな“あ”もいるのさ

休んでいるはずが、“あ”たちの話がキャンドルのさきのほのおのように次々灯され、そのうち疲れて眠ってしまいました

わたしは毛糸の先っぽを、ちょんとかけてやりました

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