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デジタルデトックスを広めたい私が、デジタル中毒に気づいた朝

こんにちは、くわばらまりこです。
昨日の朝、目を覚ますとめまいがグルグル…。
「何?この違和感?」
ふと思い返せば、前夜遅くまでスマホを見ていました。「デジタルデトックスを広めたい」なんて言っている私が、気づけばデジタルに飲み込まれていたのです。

これって、本末転倒。私は何をやっているんだろう?
子どもたちに「スクリーンの外の世界は大事」と伝えたいのに、自分が抜け出せていない。
そこで、大切なことを見失わないように、ここでの気づきを正直にお伝えします。


止まらないSNSリサーチ

2月にInstagramアカウントを開始すると宣言し、現在準備を進めています。
SNSに適した投稿方法を模索しているのですが、まだ着地点が見えていない状態。さすがに焦っております。

すると、寝る前の「ちょっとだけ…」が、気づけば1時間以上。
「明日も早いのに…」と思いながらも、ベンチマーク先の投稿をひたすらスクロール。
「こういう投稿がいいのかな?」「他の教育アカウントはどう発信してる?」と、気になって仕方がない日々です。

朝起きたときのだるさとめまいは、まさに子どもたちが陥りやすい「デジタルの使いすぎ」の状態そのものでした。大人ですら体調を崩すのだから、子どもたちが夢中になりすぎるのも当然。
これは、「ちょっと気をつけなきゃ」ではなく、本気で向き合うべき問題なのだと痛感しました。


デジタルデトックスの基本に立ち戻る

そこで、私自身がデジタルデトックスとして推奨されている3つのことを、改めて意識することにしました。

  1. タイマーを活用する
    「あと〇分だけ」と時間を区切る。子どもも大人も、このルールが必要。

  2. スクリーンオフタイムを決める
    夜ご飯以降はデジタルデバイスに触らない。寝る前のスマホは要注意!

  3. 体を動かす予定を先に決める
    仕事が忙しくても、先に散歩や運動の予定を入れておく。

…とはいえ、すぐに実行できるかといえば、現実は甘くありません。
年末年始のビジコン準備、通常の教室運営、来年度の準備、そして未知の領域のInstagram運用。「スクリーンオフタイムなんて言っていられない!」と、タスクは積み上がるばかり。

つまり、今の私にとって、デジタルデバイスとの関係性はこれまでとは違うものになっていたのです。


スクリーンを手放して気づいたこと

モヤモヤした気持ちを振り払うように、「せめて軽く運動をしよう」と思い立ち、散歩に出てみました。
スマホを置いて、少しだけアナログな時間を過ごすことを意識して。

すると、自然の空気に触れる中で、少しずつ頭がクリアになっていく感覚がありました。
「あ、これだ。この感覚が子どもたちにも必要なんだ。」
デジタルデトックスとは、ただスクリーンを手放すことではありません。その時間で「何をするか?」が大切です。
私が散歩で感じた心地よさは、その第一歩だったのかもしれません。


矛盾の中にある挑戦

そんな私が、今「デジタルの中でアナログを伝える」ことに挑戦しようとしています。SNSで「デジタルデトックス」を広めるという、一見矛盾する取り組みです。

今回の体験を通じて改めて感じたのは、
「人は誰でもデジタルの波に飲まれる瞬間がある」ということ。

だからこそ、SNSを使って、同じように気づきを得られる場を作りたい
矛盾を抱えながらも、「今だからこそ必要なメッセージ」を届ける挑戦を続けていきます。


おわりに

デジタルデトックスを広めたいと思っていたのに、気づけば自分がデジタルの波に飲み込まれていました。何かを発信しようとすればするほど、情報を追いかけ、リサーチを重ねて、気づけば画面を見続けている。
そして、その違和感に気づくのは、いつも少し遅れてからです。

でも、昨日はスマホを手放して散歩に出ました。
それだけで、頭がクリアになる感覚がありました。

デジタルとどう付き合うかは、簡単に答えの出るものではないのかもしれません。それでも、こうやって何度も考え直すことで、自分なりのバランスが見えてくるのだと思います。

自分の体験を基に、子どもたちにバトンが渡せるように。試行錯誤は続きます。

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