高石真梨子のお耳のトリセツ vol.6 身体障害者手帳取得とお金のハナシ|2024.大暑・大雨時行
身体障害者手帳取得とお金のハナシ
以前「高石真梨子のお耳のトリセツvol.5 身体障害者手帳の申請と交付の流れー東京都の場合」という記事で、身体障害者手帳の申請から取得までの流れとそのときに感じたことを紹介しました。
すると、この記事を読んだ方から「身体障害者手帳の取得に費用はいくらくらいかかったのか?」という質問をいただきました。
結論から言うと、身体障害者手帳の申請自体は無料で行えます。しかし、自治体の指定する医師からの診断書を受けるときと、証明写真の撮影で支払いが発生しました。金額は、6,000円程度です。
今回は、聴覚障がい者のわたしが身体障害者手帳を手にするにあたって、どんなところでいくらくらいの支払いが発生したのかを紹介したいと思います。
○初・再診料金(1,000円くらい)
自治体の指定医に診断書を書いてもらうためには、そのお医者さんに診察をしてもらうことが必要になります。わたしの場合は、聴覚障がいなので、耳鼻科です。
耳の状態を見てもらったり、必要があれば耳垢を取ってもらったり。補聴器を使っているとイヤーモールドという耳栓を使うので、普通の人よりも耳の中が蒸れやすくなります。そのため、定期的に耳の中の状態を見てもらうことは、本当に大切です。
また、秋冬は乾燥もひどくなってきます。耳の中も皮膚なので、乾燥します。補聴器の付け外しで耳に傷がついてしまう外耳炎、鼻をすすりすぎて中耳に炎症を起こしてしまう中耳炎など……耳のトラブルにも遭遇しやすいので、かかりつけの耳鼻科があることは、安心にもつながります。
ちなみにこのイヤーモールド。最近は、ジャニーズなどの歌って踊るアーティストさんもよく付けています。アーティストの方々も自分の耳にあったイヤホン(イヤモニ)で音をきくようになってから、耳型の注文数がどっと増えているとか。
「聴覚障あい者のため」だったものが、ちょっとずつ「もしかして、わたしたちにも使えるかも⁈」といろんな人のためになっていくのは、とっても嬉しいなと思います。使う人が増えるとそれだけニーズも高まるので、カラーや形、材質などの開発も今後もっと進んでいくのかな、とワクワクしています。
○検査費(1,000円くらい〜)
身体障害者手帳の申請用紙には、聴力を記入する欄があります。しかも、500ヘルツ、1000ヘルツ、2000ヘルツと3つの音域それぞれの聴力が必要になります。
健康診断で行う簡易検査で測れるのは、1000ヘルツの30dB と4000ヘルツの30dBのみです。わたしの聴力ではどちらも聞き取ることは難しいため、より精密な標準純音聴力検査という検査をします。
特に、佐村河内事件のような自分の聴力を偽って不正に身体障害者手帳を取得するケースがあってからは、さまざまな検査を何度か回数を重ねて行う病院が多いとの話も目にします。
わたしも幼少期には、なんども標準純音聴力検査や語音の聴き取り検査、脳波の検査をしました。しかし今回は、わたしの聴覚障がいは進行性のもので、補聴器屋さんやこの病院で定期的に聴力検査をしていたことから、標準純音聴力検査のみで診断書を書いてもらうことができました。
このようなことから、検査料金についてはその人の状況によって変動が出てくるところになると思います。
○診断書料金(3,000円〜)
診察と検査の結果をもとに、お医者さんに診断書を書いてもらいます。病院に寄ってこの診断書の料金も異なるようです。わたしの行っている病院では、3,000円程度でした。
○証明写真撮影料金(1,000円程度)
身体障害者手帳は、写真付きの証明書になります。そのため、証明写真が必要になります。車の運転免許証やパスポートと違って、一回取得したら更新はありません。(年齢や障がい種にもよります)そのため、より写りの良いものを選ぶのがおすすめです。(わたしは、役所の証明写真機で済ませてしまいましたが笑)
○まとめ
このように、聴覚障がいのあるわたしが身体障害者手帳を取得するにあたって
・病院での初、再診料
・検査費
・診断書料金
・証明写真撮影料金
で、約6,000円の支払いがありました。
少し高く感じるかもしれませんが、この6,000円のおかげで、公共交通機関に割引運賃で乗車できたり税金の割引があったりと取得に関わるお金は一瞬でモトが取れる仕組みになっています。(もちろんわたしたちが割引を受けられるのにはちゃんと理由があるので、それについてはまた別にまとめたいと思っています。)
加入している保険や年齢によって病院でかかる費用は変わってくると思います。「金額面が不安だよ!」という方は、申請をするタイミングで自治体の窓口に相談してみるのも良いかもしれませんね。
大雨時行(たいうときどきにふる)
夏の倉敷は、ほんっとうに雨が降らない。週末にちょっと通り雨があったけれども、関東と比べてゲリラ豪雨に遭遇する頻度はものすごく減ったような気がする。
関東にいても東北にいても九州にいても、夏は折り畳み傘を常にカバンに入れていたけれども。そういえば倉敷では「ゲリラ豪雨を気にして自転車はやめておく」みたいな習慣はないかもしれない。まぁ「暑くて自転車なんかにゃ乗ってられない!」というのが実際のところだけれども。
さてさて。
8月になったので、高石真梨子の2024下半期BUCKET LIST50なるものの達成状況の報告を。
今月は14/50を達成。
前職の学校の先生時代は
・年間指導計画
・学期ごとの指導計画
・月の指導計画
・週の指導計画
・個別の指導計画
を作っていて、常に自分の指導している内容がどのねらいに対応しているのか考えながら仕事をしていた。
どんな目標があって、今どんな課題があって、どんな方法があればそのねらいを達成できるのか……それを協議するのが会議であって面談であって、その内容で進めていいか合意を得るのが面談であって、計画書であって。
活動を設定する側もスモールステップが視える化された環境から、地域おこし協力隊へ。活動内容も活動のしかたもその時間の使いかたも、ふわっとしすぎていて戸惑うことが多いなと感じる今日この頃。
そんな日々だからこそ、BUCKET LIST50は公私ともに拠り所になっているような気がする。作って良かったな。とりあえず年末まで、このリストと仲良く暮らしていこうと思う。