週刊カスタマーサクセスVol.20(サポートDX/SKY-HIのボーイズサクセス)
#気になるCSニュース
先進企業・著名人が評価!『Support DX Summit 2021』初開催
https://news.allabout.co.jp/articles/p/000000002.000086256/
~顧客体験にインパクトを与えたカスタマーサポートを表彰~
一般社団法人サポートデジタル協会(略称:SDI)は、
デジタルチャネルを活用した革新的なサポート体験を提供する企業や活動を表彰するオンラインイベント、
Support DX Summit 2021を2021年9月30日(木)に初開催いたします。
カスタマーサポート業界はクレームや苦情窓口、
コストセンターという印象が依然として強く、評価軸も『コスト削減』『KPIの向上』などの数値改善を重視されているのが現状です。
顧客へ体験を与えられる重要な接点であるカスタマーサポートの本来の立ち位置を重視した、「すごい!」「便利!」という技術・デザイン・利便性の視点はもちろん、「かっこいい!」といった楽しさや驚きの視点を加えた、3つの評価軸を設けています。
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カスタマーサクセスを勉強すると、
必ず、「カスタマーサポートの違いは・・」
ということでよく比較されますけれど
このように、顧客体験にフォーカスして表彰するカンファレンスは、
CX・顧客接点の改善になりますので
カスタマーサクセスの分野でも十分に関わってきますよね。
ニュースに書いてあるように
「顧客へ体験を与えられる重要な接点である」点では、
サクセスもサポートも同じだと思います。
主催は、”サポートテックカンパニー”。
サポートをもっとテック化、デジタル化できないか?
ということに取り組まれています。
確かに、今よりさらにテクノロジーが発展した世の中で
カスタマーサポートは、どうなっているんだろう?って。
ワクワクするような、、、!
置いてかれてはならないです。
例えば、メタバース(仮想空間)の世界では
カスタマーサポートはこんな風になっているのではないか、
など面白い視点も、主催ページの動画にありました。
私は、どれだけ技術が発達したとしても
お客様に対して、人でしかできないことは必ずあるような気がしますが。
未来、デジタルと人がどう融合していくのか、ウォッチしてみたいところです。
#日常をCSメガネでながめてみたら:SKY-HIのボーイズサクセスが泣ける2
先週に引き続き、
SKY-HIさんのオーディション番組のお話です。
3)ボーイズグループに今入ることが、本当に、この人の人生にとって良いことなのかを考える
11人→10人に絞られた時の、ルイくんの話なのですが。
もちろん、ルイにとっては、他のメンバー同様、このオーディションに合格することだけを見据えて参加しています。
でも、ルイはまだ中学生だし、プロ経験もありません。
アーティストとしての経歴15年のSKY-HIさんの視点から、このボーイを、今のタイミングでデビューさせることのリスクが見えてきます。
これは、ルイには見えない(想像できない)景色なんですよね。
ルイは、技術をランク付けすると相当の上位にいる。
単なるコンテストだったら、この時点で不合格にせず、合格水準にいると言っていました。
(余談ですが、私はルイの歌声がめちゃくちゃ好きです。一番好き!)
ただ、成長期である今、この子をグループに入れることによる弊害(チームにとっても)
そしてルイの人生にとって、合格させることは、本当に良いことなのだろうか?と言っていました。
世間の耳目にさらされて、いろいろ心無いことも言われることにも耐えられるだろうか?
学校にしっかり通って、勉強したりする時間がこの子には必要なのではないか。
そんな風に悩んでおられました。
これは、SanSanの山田ひさのりさんの講座で学んだ、カスタマーサクセスは「お母さん感」が大事。という話を思い出しました。
カスタマーから見たときにはプロダクトの活用の仕方など、「こうするのがいいだろう」ということも、CS担当者から見たら、間違っていることもあります。
そういったときに、なんでもかんでもカスタマーのいいなりになるのではありません。
プロダクトのことをより深く理解しているCS担当者こそ、
カスタマーを客観的に冷静に眺め、
母が子どもに接するように、「そっちではなくこっちですよ」と
カスタマーを導いていく必要があるとのことです。
そんなこんなで、SKY-HIさんは、
その人の人生にとって、今ボーイズグループに入ることが良いかどうか?
という視点で考えて、審査をしていました。
プロデューサー、社長という立場で自分だけのことを考えれば、
見た目がいい、技術が良い、といったボーイズを選りすぐれば良いだけかもしれません。
しかし、選考に残ったボーイズと、寝食も共にすることで、ひとりひとりの人柄、価値観、目指すこと、や芸能界で楽しめるかどうかの心の強さなども含めてみて、そして彼らの人生も含めて選んでいたんだなあと思いました。
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