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自分が実現したい世界を言葉にしてみよう

こんにちは、もちまるです。

今日は、私がご支援先でよく実践しているマネジメントレイヤーの方との「実現したい世界観」言語化と、そこからブレイクダウンしていく現場リーダーに対する「期待の言語化」について書いていきます。
プチワークに使えるフレームワークもご用意しましたので、もし良かったら使ってみてください💡

読んでみて欲しい方

✅マネジャー(特に現場リーダーとそのメンバーをマネジメントする立場の方)

あなたの期待は伝わっていないのかもしれない


マネジャーの「あるある」なお悩みかもしれませんが、こんなことありませんか?
「現場リーダーの方は◎◎が出来ていない、お願いしてるはずなのにやってくれないんだよな~、、、🥲」

もしかしたらそれ、相手の方からするとこんな気持ちかもしれません。
「マネジャーに依頼されてること、やってるつもりなのにいつも微妙な反応されるんだよな~🥲」

ここで起きていることは様々に解釈可能ですが、わたし自身の経験上、マネジャーからの「期待」が相手に伝わっていないことが多いです。
こんな感じです。

✅マネジャーの状況:自分の実現したい世界観や現場リーダーに期待することが自分の脳内にとどまり、日ごろのコミュニケーションではそれが覆い隠され、相手からすると具体性のある形で伝わっていない

✅現場リーダーの状況:マネジャーが目指したい世界観やリーダー自身に期待されていることが具体的に理解出来ていない。自分なりの判断でよかれと思って実行するアクションがマネジャーから見たら的外れに見えてしまう
✅結果:「なんか違うんだよな~🥲」と、お互いが感じている

む、思い当たるかも!
と感じたマネジャーの皆さん、簡単なエクササイズとして、以下のフレームに沿って脳内言語化をしてみませんか?🏃‍♀️

脳内言語化プチワーク

Q1.あなたがマネジメント(事業および組織)を通して実現したい世界観は?
A.AAAでBBBな世界観

例)自組織のメンバー全員が、自己成長と仕事の意義を実感しながら働き、いつかこの職場を卒業するときに胸を張ってここの卒業生だ、と言えるような世界観


Q2.その世界観を実現するたに、現場リーダーに期待する役割は? 
A.「XXXするマン」で表現してみましょう

例)自身がフロントに立つだけでなく、メンバーのポテンシャルを発掘し、その開花を後押しをすることで事業貢献出来るマン

Q3.現場リーダーに期待するキーアクションは?
A.「YYYな場面でZZZが出来る」で表現してみましょう

例)事業上のKPIモニタリングの場面で、数字を用いながら今チームに必要な具体的なアクションをメンバーとともに会話出来る

Q4.実現に必要なツールは?
A.「QQQとVVVがあるとアクションを遂行しやすそう」で現場リーダーの活躍を支援出来る環境を考えてみましょう

例)
・事業KPIの進捗が見える化されているデジタルツールとその進捗をレビューできる会議体
・メンバーのキャリア目標を共有出来る仕組み(1on1など)
があると、キーアクションを遂行しやすそう

うまく言葉に出来た箇所、そうでない箇所があったかもしれません💡
やってみて気づいたことを起点に、日常の組織内でのコミュニケーションを振り返ってみるとネクストアクションが具体化されやすいです。

ネクストステップ


もちろん上記はあくまでも自分の考えであり、言語化したからといって突然相手に押し付けるわけにはいきません。
ここからはこちらをもとにリーダーの方とコミュニケーションを取り、内容にアップデートをかけたり、組織としての方向性を定めたり、現場リーダー個々人の学習目標を設定していきます📚

こうした目指す世界観の「たたき台」は対話のスタートに必要です。まずは誰かがたたき台をつくらなければならず、その時その役割を担いやすいのは、多くの組織の場合マネジメント層の方であると感じます。

おわりに


マネジメントを担う皆さん、いかがでしょうか。
「◎◎が出来ていない、やってくれないんだよな~、、、🥲」
と嘆きそうになるとき、その裏には自分が実現したい世界観が見え隠れしているかもしれません。
もし現状にもやついている場合、こうした取り組みに着手するのもひとつの手かもしれません💡

ひとりで実行するとなるとうまく言葉がまとまらず行き詰まりやすいので、もし壁打ちが必要であればご相談くださいー!📝


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