素直な気持ちに従って行動すればいいと思えたのはコミュニティのおかげ|私たちのAnother sky #10
誰しも「いつかしてみたいこと」「死ぬまでに訪れたい場所」があるはず。皆さんはそんなWISHLISTを叶えるためにどんな行動をしていますか。
やりたいことや訪れたい場所はたくさん!
でも、目の前の生活や仕事に忙殺されて、それらの願望を心の奥にしまい込んだまま、いつの間にか時が流れてしまったり、諦めてしまったりしたことはありませんか。
今回、登場するのはSHElikes9期海外コミュニティのサポ隊*を務めたtomoさん。彼女は現在、会社員として働きながら1年後、夫婦で世界一周をするために準備中。
多くの人が憧れる世界一周という大冒険。そんな夢を抱いてもなかなか行動に移すことが難しく、夢で終わらせてしまう人も少なくありません。
そんななか、世界一周を実現しようとしているtomoさんに「世界一周を目指すようになったきっかけ」「世界一周中や帰国後のプラン」などについてお話を伺いました。
コロナの到来でワーホリを一時諦め、異業種へ転職
Q1 tomoさんのご経歴を教えてください!
幼少期に家族が国内外問わず、いろんな場所へ連れて行ってくれたことやツアーコンダクターである叔母の影響もあり、これまで約20カ国を訪れたことがあるほど旅行が大好きです。
そのようなこともあり、新卒で旅行会社に入社。そこで約4年間、個人・法人に向けた営業や日本オリンピック委員会への出向など、さまざまな経験をしました。
年齢制限のあるワーホリを実現するために会社を退職し、準備を進めていたところ、コロナが発生。
コロナ禍では海外渡航ができる状況でなかったので、ワーホリを一旦諦めました。前職で培ってきた営業経験を活かすことができ、柔軟な働き方ができそうなIT業界に再就職しました。
2023年には更なるステップアップのために、同じ業界内で転職し、会社員をしながらSHElikesでスキルアップのため勉強中です。
Q2 ワーホリを諦めざるを得なかったとき、どんなお気持ちでしたか?
自分ではどうしようもない世界情勢だったので、気持ちを切り替えて再就職に向けて動きました。
一旦諦めた当時から「ワーホリに行こう」という気持ちは消えていないですが、今では「必ずしもワーホリという形でなくてもいい」と思えます。
あまり理解していないまま飛び込んだ海外コミュニティで、視野も選択肢も広がった
Q3 9期海外コミュニティのサポ隊に応募された経緯を教えてください!
SHElikesには、本業以外でも収入を得たいという思いから2023年4月に入会しました。入会当初はWebデザインコースを中心に学んでいたのですが、一人でもくもくと学ぶだけだと孤独感があったんです。
そんなとき、初心者シーメイト*さんを対象にした新入生歓迎会というオンラインイベントに参加。そこでコミュニティの存在を知ります。数あるコミュニティの中でも海外コミュニティにビビッときました。
同年5月にニュージーランドへ旅行する予定があったこともあり、SHElikes会員限定のサイト上で、ニュージーランド旅行中に役立つような旅情報を募るために投稿したこともあります。
そうやって自分なりにコミュニティを活用していくうちに、9期のコミュニティプランナー*(以下、CP)が発表されます。9期海外コミュニティのCPに就任されたなごみさんのnoteに共感したことで「一緒に活動したい」と思いました。
Q4 4ヶ月間の活動を終えた今、どんなことを感じますか?
運営に携わることができて本当に良かったです。新たな気づきが多く、選択肢が広がりました。
「社会人になってから海外に行くならワーホリしかない」「ワーホリには年齢制限があるからそれまでに行かなければ」と思っていましたが、「海外フリーランス」「海外ノマドワーカー」という働き方があるのだと知り、自分がなりたい理想の姿を見つけることができました。
Q5 印象深いイベントや活動のエピソードを教えてください!
活動が始まって最初に開催したイベント「海外フリーランス大解剖~会社員から海外フリーランスになるまで〜」でバナー作成を担当しました。
参加人数が多く、反響も大きく、初回でありながら大成功だったと感じています。
個人的にも「海外フリーランスという働き方があるのか」「海外で活躍されていたり、海外志向が強かったりするシーメイトさんがこんなにたくさんいるんだ」という発見がありました。
あとは、自主企画「いとまりさんに聞く!仕事をしながら世界一周したハナシとこれからのコト」も印象的です。
このイベントでファシリテーターを務め、登壇者のいとまりさんにお話を聞かせていただきました。
漠然と抱いていた世界一周をするという夢の後押しになりましたし、「行きたい」という自分の気持ちに素直に従って行動すればいいんだ、と世界一周を実行するハードルが下がりました。
理想の姿は見つかったけれど、世界一周をして考えが変わるかもしれない
Q6 世界一周に向けて、現在どのような準備をされていますか?
先日、夫婦でHISの世界一周デスクへ相談に行きました。世界一周航空券を使って行くので、予算と照らし合わせながら行きたい国をリストアップし、ベストシーズンを調べたりルートを作成したりしています。
世界一周中は今勤めている会社を退職する予定ですが、リモートワークできないか、上司に相談をしてみようとは思っています。
また、SHElikesで身につけたスキルで収入が得られるように、お仕事獲得に向けて動き出しています。
それから、ICL手術もしました。世界一周でコンタクト1年分を持って行くのは嵩張りますし、眼鏡を通さず自分の目で世界を見て回りたいと思ったからです。
Q7 世界一周中に叶えたいこと、行きたい場所はありますか?
アイスランドでオーロラを観ることです。
Q5で取り上げた自主企画で、いとまりさんが「世界一周の行ってよかった国」としてアイスランドを1位に挙げていたのも理由の一つです。
あとはアフリカや南米など秘境を中心に、年齢を重ねてからでは行きづらい場所に行きたいです。
Q8 世界一周後のライフやキャリアについてプランはありますか?
世界一周後は、気に入った国々で暮らすように旅するノマド生活を経験し、最終的にはニュージーランドに移住したいと考えています。
でも、世界一周を経験することで「やっぱり日本が一番いい」と思うかもしれませんし、方向性がガラッと変わるかもしれません。
少し前の自分に「確実に夢に近づいているぞ」と伝えたい
Q9 tomoさんのSHElikes活用術を教えてください!
コミュニティイベントに参加するのはおすすめです。コースの受講だけだと孤独を感じたり、心が折れてしまいそうになったりすることがありますが、仲間がいると心強く、頑張っている姿に鼓舞されます。
海外コミュニティでの活動は、私にとってかけがえのない財産になりました。気になるイベントには積極的に参加して、仲間を見つけたり人脈を広げたりしていくといいかもしれません。
Q10 最後にoverSHEメイトに一言お願いします!
SHElikesに入会した当初は、「仕事とSHElikesを両立できるだろうか」「本当にスキルが身につくだろうか」と不安でした。今思うと、入会した一歩は正解だったと思えます。皆さんもSHElikesへの一歩を踏み出した自分自身を褒めてほしいです。
「こうなりたい」「こうしたい」という強い想いがあれば、自然と行動にも繋がっていきます。
そして、諦めることなくその想いを持ち続けていれば、時間がかかったとしてもきっと叶います。
【あとがき】ご縁を繋いでくれたコミュニティに感謝
tomoさんとはSHElikes9期海外コミュニティのサポ隊として4ヶ月間、一緒に活動してきました。
デザインを中心に学ぶtomoさんとライティングを中心に学ぶ筆者。活動期間中、個別に親睦を図る機会がなかったのですが、居住地も誕生日も近いなど、共通点が多いことが判明し、心の距離がグッと近くなりました。
コミュニティ活動を経て、「夫婦で世界一周後、ノマドワーカーになり、ニュージーランドに移住したい」という理想の姿を見つけたtomoさん。
世界一周を経験して方向性や考えがガラッと変わるかもしれないけれど、それも含めて今後の動向がとても楽しみです。
志を持って果敢に挑戦していくtomoさんを心から応援しています!