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「人に違いがあるということ」
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「人に違いがあるということ」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心の気づきが得られる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。
「人に違いがあるということ」
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若い頃は、
他人と自分とを比べて、その違いに苦しむことが多かった。
たいていは、
他人が優れてみえて、
自分の劣ったところばかり気にしたものだ。
「平等」という言葉は、誰しもが心魅かれるものではない。
ともすれば、慰めや革命の原理に使われやすい。
他人と同じなら安心し、
違いにはがまんならなくなる。
それは、横綱の力を移しかえることができず、ホームランバッターの本塁打を分け与えられず、入試の点数を皆同じにはできないこととの、比較で考えられなくてはならない。
働き蟻は皆、同じに見え、ゴキブリも、個性の差が分からない。
これが「平等」というなら、それに甘んじてもよかろう。
しかし、人間なら、
なぜロイヤルゼリーを食べた蜂が、女王蜂になるのか、考えてもよかろう。
パンダファンなら、パンダにも美人がおり、
人気の差があることに気づいてもよかろう。
結果平等だけでは、
複数性のある高等動物には、
喜びも、繁栄もないのだ。
才能、運、努力、愛の心が、自分の未来を変えるのだ。
信じるがよい。
(心の指針 230)
【感想・気づき】
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若い頃は、みんな他の人と自分の能力を比べて劣等感に陥ったり、悔しい思いをしたりしますよね。
最近では「平等」という言葉もよく使われるようになりましたが、少し「平等」の意味合いが違ったふうに捉えられているんじゃないかなと思うこともあります。
たとえば、運動会のかけっこで、みんなで手をつないでゴールをする。つまり1番を決めない方がみんなにとっての幸せだと言うような教育方針もあると聞いて驚いています。
でもそれは、本当の意味での「平等」ではないような気がするんですよね。
人が自分と同じくらいの能力だと安心したり、他の人が自分より優れているのを見ると、我慢できないと言うのは、きっと「嫉妬」などだと思います。
「嫉妬する対象は、自分の理想像」であると言う話もありますが、誰かの活躍を見ていて、「悔しい、自分もあんな風になりたい」と思うのであれば、それをひがむのではなく、その人のようになるべく、ただただ淡々と努力を重ねるのが1番成功への近道だと思います。
スポーツの世界では、横綱やホームランバッターと言う方々が厳然として存在しています。
蟻の世界には女王蜂がおり、パンダの中でも人気のあるパンダとそうでないパンダが出てきます。
この違いは何なのかと言うと、やはり本人の持っている力によるものなのではないでしょうか。
そこには必ず何かしらの努力があるはずなのです。
人それぞれ、努力できる量や飲み込みの速さ、忍耐強さなど個人差はあると思います。
ただそれも含めてその人の個性であって、それぞれの違いがこの世界の彩りを作り出しているのだと思います。
「自分は自分、他人は他人」と割り切って、人と比べるのではなく、自分の良さを伸ばす方向で日々精進していきたいですね。
主も私たち一人ひとりの個性をこよなく愛されているからこそ、この世に存在を許されているのだと思います。
神様から愛されている。
こんな自分でも受け入れていただいている。
そのように感じられたときに、人との違いはあまり気にならなくなるものですよ。
こんな自分でも生きていて意味があるんだな。皆さん生かしていただきありがとう。
私もそう思えた時、ふっと心が楽になった経験があります。
どうかそんな幸せな気持ちが、皆さんにも訪れますように。
拙い感想を最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。
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