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「生霊論」③現代ビジネス社会でも「生霊」の影響がある⁉

この記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、大川隆法著「生霊論」の中から、私たちに参考になるポイントをご紹介していくシリーズを始めたいと思います。


生霊というと、迷信のように思えたり、普段の生活では縁遠い言葉のように感じられるかもしれません。

しかし、生きている以上、私たちは様々な人々と共に生活し、人間関係のこじれも経験します。

霊的な目で見ると、この世界には色んな想念が常に行き交っているそうです。

その中でも、特定の誰かに強い執着を持ったり、何か強い不満がある時に、負の想念エネルギーとなって、相手に不快な影響を与える存在を「生霊」といいます。

古くは「源氏物語」などにも記述がありますが、男女交際で別れたり恨まれたりすると、片方が生霊化しやすい、などは広く知られたお話ですよね。

それでは、大川隆法著『生霊論』より、「生霊」について、具体的に学んでいきたいと思います。

第一弾・第二弾の記事はこちら。
⇓⇓

今回は第三弾です。


現代の職場にもある「生霊の影響」

「生霊の影響」は、ある意味で、霊能者ではない、この世で普通に働いている人たちも受けているだろうと思います。

職場などでも、「この人は嫌いだな」とか、「この人は好きだな」とか思っている感じというのは、だいたい分かるのではないでしょうか。

あるいは、ある人の顔を見ていると、「ああ、この人を昇級させなきゃいけないな」と思ったりするなど、人事も、けっこう生霊レベルで動いているのではないかと思います。


毎日、念波を発射されていると、みな感じるのです。
私の商社勤務時代を思い出してみても、そういうものは、やはりあっただろうと感じます。

要するに、霊能者でもないのに、ある意味で、みなが霊能者のように「感じる」ということです。

例えば、「この人は、こういう人だ」とか、「こういう風に思っているのだろうな」とか、「本当は、偉くなりたいと思っているのだろう」、「〇〇さんのことが好きなのではないか」といったようなことまで、傍目で感じることがありますが、これは、霊能者でなくても、ある程度、そういうことが分かる力が備わっているということかと思います。

したがって、人事などの面では、現実に今、いろいろな会社でもけっこう起きているのではないかと思うのです。

それから、人の好き嫌いなど、「ずっと持続的に、相手に対してどのように思っているか」ということは、以心伝心で分かってくるものです。
そういう意味での生霊の影響は、現代人も受け続けているわけです。

生きていると何となく感じる、「あの人、私のこと好きだろう」とか、「あの人のことは何だか嫌いだ」というような感覚。

この感覚の理由を明確に説明することは難しいですよね。

そんな時に考えられるのが「生霊」の影響だそうです。

誰かがあなたに向けて「好きだ」という念を発し続けていると、いつの間にかその人のことが頭に浮かんできたり、自分の方もその人が気になってしまう。

逆に、誰かがあなたに向けて「嫌いだ」という念を発し続けていると、あなたの方だって、何か居心地の悪いような、嫌な気持ちになってくることがあります。

「以心伝心」という言葉が示す通り、まさに相手が発している念を受けて、自分のも相手の気持ちが分かってくることがあるようです。

ものすごく嫌われることも、病的に好かれることも、こちらの心身の負担となります。

なので、できれば「生霊になる」ほどの異常性の出ない範囲内で、人間関係を穏やかに構築していきたいものですね。



生霊の「おすがり念」「訴える念波」「攻撃的な念」

おそらく、生きている人が何か葛藤を起こしていて、その人の「おすがり念」や「訴える念波」のようなものがずっと継続的に来ている場合、体のどこかに何らかの異常が出るようなことは、往々にしてあるのではないかと思います。

誰かが苦しみ、不満を訴えるような念波を発している場合、その念が体の異常となって現れることもあるそうです。

例えば、誰かと喧嘩して恨まれた場合、その恨みの念波があなたを襲って、急な頭痛や腹痛に襲われる可能性もあります。

予期せぬ体調不良が訪れた場合は、生霊の影響を考えてみる時かもしれません。



営業系の人は「念力が」が相当強くなっている

実際のところ、ノルマ達成が必ずついて回っているような営業系の人などは、会社勤めによって、相当、力が強くなっていると思います。


要するに、念力が強く、体力があって、タフな人間しか生き残れないのだろうと思いますが、念波は相当飛んでいるでしょう。

結局、自分からは、人の心をぐっと掴んだり、相手の思いを変えたりする力を出しながら、相手からの攻撃や非難を跳ね飛ばす力を養っていった人が、昔の剣豪や武将のように、いろいろなものを跳ね飛ばせるようになっていくわけです。

現実に、「念力戦」から「生霊戦」まで起きていることだろうと思います。

営業系には、ゴリゴリと販促を進める際に「念力」が必要になってくるようです。

「なんとしても成約したい!」という想いを強く発しすぎるあまり、気づけば自分の念波が「生霊化」してくることもあるのかもしれませんね。



「銀行 対 中小企業」等の関係でも生霊戦は起きる

あるいは、「人に恨まれた場合」等も、強く追いかけてくるものはあると思います。
それは、商売上の利害関係が絡むような時にも起きるでしょう。

例えば、銀行マンとして企業に融資をしており、「この融資を引き揚げたら、そこは潰れる」ということが分かっていながら、引き揚げなければいけないような場合です。

そのようなことは、近年、ドラマの中などでもよくありました。銀行マンとして貸し剥がしをすれば、その町工場が潰れるのは分かっているものの、ノルマが上からかかっているわけです。

「一ヵ月間でこれだけ、貸金を引き揚げろ」と言うノルマが自分にあったら、それは弱いところから引き揚げるしかないでしょう。


ところが、そのあと、その工場をやっている中小企業の社長が保険金をかけて自殺するケースなど、いろいろなことがあるわけです。

この場合は、生霊ではなく、もう死霊になって取り憑くと思いますが、その前の段階では、やはり、生霊は来るだろうと思います。

それこそ、貸し剝がしがたくさんあれば、銀行にも生霊は来ると思うのです。

したがって、企業のほうが相手の企業にやられて倒産し、社長が自殺などで死んでしまった場合、要は「死霊と化して相手に取り憑き、相手に不幸を起こして復讐する」というようなことが現実に起きるわけです。

「半沢直樹」というドラマでも、銀行側が中小企業の融資を引き揚げて、企業の社長が自殺するというシーンがあったと思います。

このように、金銭のやり取りで恨みが発生するような状況でも、「生霊」が発生しやすいとのことです。

銀行の担当者について、必死ですがる思いが「生霊」として現象化し、相手の体調に不調を与えることもあるでしょう。

さらには、経営難や資金難を苦にして自殺などしてしまった場合は、「死霊」と化してお金を引き揚げた相手を呪うかもしれません。

このように、ビジネスの世界においても、切羽詰まった状況に陥った場合、「生霊」が発生することになります。


長らくキャリアを積まれている方でも、人から恨みを持たれているような働き方をされている方は、くれぐれも生霊による悪影響にご注意ください。

また、自分自身が、人を恨む側の生霊にならないよう、心していきたいものです。


拙い解説を最後までご覧下さり、誠にありがとうございました。



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