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感動体験⑥障害があっても、我が子は“天使”!

いつも私の記事に目を通してくださり、本当にありがとうございます。

今回は、大川隆法先生の教えを学んで、人生を変えていった方々の体験談をご紹介する「感動体験」の回です。

お話の多くは幸福の科学の月刊誌に登場された方の体験談になります。

プライバシー保護のため、お名前はイニシャルとさせていただきますが、すべて実際の体験談になります。

みなさまの人生の参考になれば幸いです。

感動体験第6弾は、障害のあるお子さんをもった、Mさんのお話(月刊誌374号より)。

Mさんの長男・Tくんは、3歳の時に聴覚障害が発覚。

さらに重複障害も疑われ、周囲からは「何も理解できない子」と言われ苦しみます。

そんなMさんが、苦しみのなかから、幸せを見いだした理由をご紹介します。


言葉の出なかった長男

Mさんの長男、Tくんは、2歳半になっても言葉が出ませんでした。

ある時、3年保育を考えていたMさんが幼稚園に入園相談に行くと、幼稚園の先生から衝撃的な言葉をかけられます。

「お母さん、この子、人の言うことがまったく理解できていない子なんじゃないですか?こういう子はうちの園では預かれません」

(えっ、そんな……!)

普段のTくんは、出かける時には自分から玄関に出て待っているような良い子。

Mさんからしても、周りの状況を理解してくれる、育てやすい子だと思っていました。

Mさんは、大きなショックを受けつつも、市の相談窓口や病院を訪ねて回ります。

そして、一年後にやっと、医師の診断により、Tくんの状態が明らかになりました。

「Mさん、Tくんは重度難聴です。どうしてこれまで気づかなかったんですか?」

医師によると、Tくんはなんと、ほとんど耳が聞こえていない状態、とのことでした。


「障害があっても魂は健全」という言葉に救われて……

(市の検診では、耳は聞こえていると言われていたのに……)

Tくんの重度難聴と言う診断を受け、さらに落ち込んでいるMさん。

そこへ温かい言葉をかけてくれたのは、ご主人でした。

「障害があっても、Tにはしっかりした魂が宿っているから、大丈夫。Tの魂の力を信じて育てていこう」

実は、Mさんご夫婦は、大川隆法先生の説かれる仏法真理を学んでいたため、「人間は“神様と約束した使命”があり、魂修行のための“課題”を持って生まれてくる」ということを知っていました。

そして、「心身に障害があっても、そのなかに宿っている魂は健全で、今世の人生を終えて、あの世に還れば、障害はなくなる」、という真理も学んでいました。

(Tの母親として、この子が使命を果たせるよう、全力で支えていこう……!!)

Mさんはそう決意を固めました。


重複障害の疑いも……

Tさんは補聴器をつけ、ろう学校の幼稚園部に通うことになりました。
しかし……

「Mさん、この子、手話ができません。障害は重度難聴だけでなく、ADHD自閉症も重なっているのでは?」

ろう学校の先生には重複障害の可能性を指摘されてしまいました。

先生は毎日、Tの様子を観察し、「目を合わせない」「集中しすぎる」などの障害の特徴を伝えてくれます。

ところが、先生の心配は大変有難いと思いつつ、Mさんの心は複雑でした。

(Tとは家庭では目が良く合うし……。
集中力があることは素晴らしいことではないか!)

そう思ったMさんは、たびたび先生と意見が対立してしまったといいます。


「自閉症は強い個性!」と信じて

そんな中、Mさんの心の支えになったのは、やはり大川隆法先生の教えだったといいます。

「障害など、いろいろな悪条件をもっている人も多いと思いますが、実は、まわりの人に何かを教えたり、まわりの人の性格を優しく優しくしたりする修行もしているのです。」
(大川隆法著『じょうずな個性ののばし方』)

大川隆法著『じょうずな個性ののばし方』

「医者から自閉症児だと言われた子の親は、それで悩むのではなく、『うちの子は強い個性を持っているのだ』と信じてあげてください」

大川隆法著『心と体のほんとうの関係』


(たとえ、世間一般から見た“標準”でなくとも、Tは強い個性を持った子なんだ!
この子のこれからの人生を支えていきたい!)

Mさんは改めて、そう決意していくことにしました。


「ユー・アー・エンゼル」との出合い

小学校に入ったTくんは、地元の公立小学校の特別支援学級に通うことになります。

ある時、幸福の科学に障害児支援団体「ユー・アー・エンゼル」が出来たと法友から聞き、渋谷精舎でやっている集いに参加してみることにしました。

集いにはさまざまな障害をもつ子供たちと、その親御さんがやって来ていました。

さっそく障害や悩みについて話を聞くと、皆、「障害があって魂は健全!」と信じて奮闘してきたとのこと。

なかには障害のある子の子育てを終えたお母さんもいて、「たくさんの素晴らしい経験ができたよ」と爽やかに語っている方もいました。

同じような経験をされている方がいるのが心強く、MさんとTくんも定期的に、「ユー・アー・エンゼル」に通うようになりました。


初めて分かったTくんの思い

Tくんが中学1年生の頃、転機が訪れます。

通っていた「ユー・アー・エンゼル」の集いに、障害児教育の専門家・S教授が訪れたのです。

S教授は、言葉の話せない障害者の気持ちを、指の動きを通して読み取る、「指筆談」支援を行っていました。

その日、Tくんの指筆談を行ってくれたS教授。
導き出されたTくんの気持ちは、意外なものでした。

「僕は小さいころから耳が聞こえませんでした。でも、お母さんの声は聞こえていたので、なんとか言葉を覚えてきました」

(えっ?私の声だけ聞こえていたの?)

Mさんは本当に驚いたと言います。

病院からは、「この子は低い音が聞き取りやすい」と言われていたため、自分の高い声は聞こえていないと思っていたのです。


そこで、試しにスタッフの方が、Mさんの声を真似て高い声でTくんに話しかけてみました。

すると、驚いたことに、Tくんが高い言葉にハッキリと反応していたのです!


Mさんは早速その日から、周囲の皆さんにも、「高い声でTくんに話しかけてみて」とお願いしてみました。

すると、Tくんはコミュニケーションを取りやすくなり、表情もどんどん豊かになっていきました。


ユー・アー・エンゼルでの学び

その後、ユー・アー・エンゼルでは、もう一つの出会いがありました。

大学院で数学を研究しているHさんが、講師として勉強を教えてくれることになったのです。

ある時、かけ算のひっ算がとけないTくんを見て、Hさんはこう言いました。

Tくんは、視線を縦に動かすのが難しいのかもしれない。ひっ算ではなく、横書きで式を書く分配法則を使ってみましょう

Hさんが試しにその方法でTくんにかけ算を教えてみると、なんと、今まで解けなかった問題をとくことができました!

Hさんはその他にも、Tくんのために自宅学習用の動画を作ってくれるなど、さまざまな工夫で学力を伸ばしてくれたといいます。

ユー・アー・エンゼルでは他にも、大学で特別支援教育を学んだSさんから、コミュニケーションの取り方や国語を学んだりと、たくさんの成長が見られていきました。

Sさんは、「教える側の工夫で、できることは増えます」と熱心に教えて下さったそうです。

皆さんの支援の結果、Tくんは少しずつ言葉をつづれるようになり、通っている中学校の特別支援学級の先生にも、成長ぶりを驚かれたそうです。


母としてのMさんの決意

Mさんは、Tくんが「障害があっても魂は健全」であり、「魂こそが人間の本質」であることを、身をもって教えてくれていると感じています。

また、Tくんとの日々を通して、多くの人や、目に見えない愛に支えられていることにも気づいたといいます。

Mさんご家族は、障害児を授かったこと自体が人生の学びであり、障害を持つ子供への大川隆法先生の温かい教え、ユー・アー・エンゼルの活動によって、人生が輝き始めたと感じているそうです。

今ではこの体験をもとに、障害に悩む多くの方を助ける活動をしたい、恩返しの人生を歩んでいきたいと誓い、日々活動されているそうです。


〈感想・気づき〉

「障害があっても魂は健全」

この言葉が、障害を持ち、苦しむ方々にとって、どれだけ救いの言葉となったことでしょう。

「自閉症やADHDと診断されても、魂の個性が強すぎるだけ」

そう力強く語ってくださる、大川隆法先生の愛に、沢山の方々が感化されてきました。

実際に障害を持たれた方やそのご家族からしたら、「そうは言っても大変だよ……」と思われるかもしれません。

それでも、「魂は健全です!」「個性が強すぎるだけ!」と確信に満ちて教えて下さる方との出会いは、本当に何ものにも代えがたい、嬉しい経験だと思います。

また、「言葉や考え方には力がある」と何度も大川隆法先生は仰っています。

「どのような境遇にあったとしても、それをすべての学びに変えていこう!」という明るく積極的なマインドを持つことが、人生を進めていくのには必要なのだと思います。

障害を病気やマイナス点のように考えるのではなく、その子の「魂の個性」であり、人生において学びを深める大きなチャンスだと考えることで、自信を持って歩んでいくことができるのではないでしょうか。


また、障害などの人生の問題集を得た時には、様々な方の温かさを感じるきっかけにもなると思います。

障害特性について詳しい知識を持たれている方々が、折々に支援に入られて、Mさん・Tくんの人生が彩られてきたのは体験記の通りです。

その中でもやはり、Tくんの魂を一人前の存在として接し、「できることは必ずあるはず!」と熱心に相談に乗ってくれた、「ユー・アー・エンゼル」の方々との関わりが、Tくんの成長に大きな影響を与えたのは間違いないと思います。

この体験談からも、真理にもとづき、子ども一人一人の魂を信じ、愛し、導いていく大人の存在があることが、大きな救いになることが分かります。

願わくはこの記事を通して、少しでも大切な真理をお伝えできれば幸いです。


※参考

ドキュメンタリー映画「心に寄り添う。」(大川隆法企画・2018年)にて、「ユー・アー・エンゼル」の障害児支援活動が取り上げられています!



※「幸福の科学」グループにおいては、障害児支援団体「ユー・アー・エンゼル」をはじめ、不登校児支援スクール「ネバー・マインド」障害者の集い「ヘレンの会」など、さまざまな社会支援活動を行っています。

同じような悩み・苦しみを抱える方々の、心のケアや問題解決の一助となれば幸いです。


<関連ホームページ一覧>

一般社団法人 ユー・アー・エンゼル (you-are-angel.org)

幸福の科学 ヘレンの会 - ヘレンの会とは (helen-hs.net)

幸福の科学 不登校児支援スクール │ ネバー・マインド (hs-nevermind.org)

いじめから子供を守ろう! ネットワーク (mamoro.org)


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