
思考型から少しずつ抜け出そう
自明ということはあたりまえということなので、何のダメ出しもしない領域です。
私は女(男)で、この国に生まれて、この仕事をして生きていく。
生きていくためには、この仕事を続けることは当然だよね。
子どもが義務教育をうけるのはあたりまえ。
青信号は止まれで、赤信号は進め。
これらはみ〜んな、無意識で思っていることで、土台を形成している要素と言ってもいいでしょうか。
ここの部分に意義を挟むことはまずありません。
でも、なんか息苦しさを感じることがあるとすれば、その土台、自分の中の暗黙のルールに異議をを感じ始めているサインです。
ちなみに、そこを変えなければいけないということではなく、気づくことで、自分はどうしたいのかが徐々にわかってくる、これがおもしろいと思っています。
その今、あなたが感じている気持ちとか、その気持によって身体にはどんな反応が出てるかな、それを五感にたとえるとどういう表現ができるだろうか、言葉にするとすれば何を発するだろうか。
こういうことを問いかけていくことで、今起きていることを見ていくことで、潜在意識に触れることができます。
「井戸を下りていく」
私のセッションに対するイメージはまさにこれです。
村上春樹さんがインタビューで同じような表現をしているのを読んだことがあります。
井戸を下りて、見ることで今の自分に必要な何かを教えてくれます。
直接体験する。
下りていくときにポイントが有って、それは今にいるということです。
思考しない。
これが難しい人が時々います。これはトレーニングです。
アウェアネス・マッスルを鍛える。
このセッションをする、しないに関係なく、アウェアネス・マッスルを鍛えることってものすごく重要な気がしています。
現代人はものすごく思考型になっていますから、そこを少しずつ緩めてあげられるといいなと思うんです。非二元のわたしはいない、というのもここですよね。
方法はいろいろあると思っていて、たとえば、運動する、瞑想する、ダンスなどの舞踊。楽器の演奏、絵を描く、アート活動。ものを作る。マインドフルネスについて学んで何か実践する。などなど。
自分に合った、または好きな方法をさがすというのは面白いです。基本は身体を使うことです。