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ネイタルにどこまで書かれているのか問題

はじめに


以前、心理占星術っぽいものを習っていました。
そのリーディングはあまりピンと来なかったので独学でいろんな講座に行き、本を読み、ブラッシュアップ中です。

出来事から逆引きしてみよう

有名人のチャートを勝手に読むというのは、NGな行為であると認識しています。なので個人で読んだとしてもSNSには書かないのがルールかなと。
いろんなサイトに書かれている故人のチャートを使うのも手ですが、
自分のネイタルにじっくり取り組むのもありです。
トロピカルかサイデリアルか、そして、ホールサインかプラシーダスか。
時間があるなら問をきちんと立て、古典の読み方も勉強しております。

ネイタルから自分に起きたことをどこまで読み取れるかとか、
この配置から読み取れることは何かとか、過去の自分のことなら
印象的な出来事の場合はトランジットのチャートも出したりして。
鑑定とは逆の方向ですよね。

もめごとはわかりやすいかも

やってて手ごたえがあるのは、もめごとが起こった時です。
例えば。なぜこの日、今までたまっていたうっぷんが爆発したのかを、
その日のトランジットと、ネイタルの二重円で読んだり、シナストリとトランジットで読むという見直し作業をしていると、あ、この天体の影響かな?とかこのアスペクトか?みたいなのは見えてくることもあります。ただ、いつもこの配置だともめごとが起こる、とかではないと思います。あくまで象意の確認に過ぎないけど。蓄積していけば、なにがしか見えてくるものがあるのかもしれません。

トロピカルかサイデリアルか

私はトロピカルでは、太陽水瓶座、月魚座、ASC魚座と魚座成分多めなのですが、どっちかっていうと、サイデリアルの太陽山羊座、月水瓶座のほうがしっくりきます。サイデリアルは年齢を重ねた人のほうが実感しやすいというのも読んだことがあります。

プラシーダスかホールサインか

プラシーダスだと、自分はいつもカスプの度数が終わりのほうであるため、読みにくいです。ホールサインのほうが好き。

タロットと占星術の関係性

鑑定の前にその人がどんなタイプかを知る。そのためにチャートを出すという占い師の人は何人か知っています。
実際のところ、両方の占術が必要かどうかはケースバイケースかもしれません。タロットはその場の偶然性から回答を導き出していく方法です。
占星術はネイタルチャートや、その時の空模様から回答を導き出します。
質問に応じて使い分けたらいいのでは?という当たり前の答えしか……
また、占星術のサインとタロットを対応させたものは「生命の木」を学ぶ体系として確立しています。両方鑑定で使うのであれば、ここはやっておいたほうが、鑑定に深みが出るようには思います。


自分のネイタルを見直す

トロピカルでプラシーダス、コッホ、ホールサイン
サイデリアルでホールサイン
など、何枚かのチャートを読み直してみると、面白い発見があります。

ライツに関しては
サイデリアル:山羊座太陽、月水瓶座 
トロピカル:水瓶座太陽、月魚
と私のチャートではなります。

太陽を「理想像」ととらえた場合、若いころの自分は野心が強く出世欲も高かったのですが、ある年齢からそれよりも、志を同じくする仲間との活動が楽しい派になってきたので、サイデリアルのほうがマッチします。

トロピカルでは、火エレメントに天体がありませんが、サイデリアルでは水エレメントが皆無です。個人的には魚座月、の実感が全くないので、サイデリアルを採用したいところ。魚座月の実感がないのは、トロピカル的には魚座土星がコンジャンクションだから?という読み方もできるのですが……。

というようにいろんな計算の方法があるので、トロピカル、プラシーダス(コッホ)でピンとこない方はホールサイン、あるいはサイデリアルのホールサインを使って読み直すこともありかもしれません。
サイデリアルはアストロデンティストが無料で計算できるのでオススメです。

古典とモダンの使い分け

古典は吉凶、をはっきりさせるもの。運勢を見るもの。モダンは心理学的なリーディングをするもの。という自分の中でのラインがあります。例えば、今年から来年の仕事運は?みたいな問だと古典のほうがクリアに答えられそうな気がしますし、◎◎さんとの相性は?といわれたらモダンのほうが向いてそうです。実際に両方使っておられる占い師さんにここは聞いてみたいところ。またタロットで占星術対応した技法を使う場合は、古典をお勧めします。吉凶がはっきりしていて、ディグニティも明確です。

最後に

他者を占う場合、ネイタルチャートをすべて見る必要はないと思います。
質問があったところとそれに関連するであろうところを見る。もちろん鑑定に関しては第3者に伝えないことは鉄則。どうしても出したい場合は本人の許可を得たうえで、フェイクにするべきです。

また、モダンでキロンなどが気になるところにあると。経験から申し上げますと、大人になったら克服されている場合も多いように思います。月の状態の悪いものもそうです。なので、質問されない場合はスルーでいいと思うんです。もちろん聞かれたらお答えは必要ですが。

一番あやういのは、これは卜術でも同じですけれども、素人考えで診断名を勝手につけてしまうこと。偏見が入るとチャートもカードもニュートラルに読めないです。

医療の力を借りたほうがいい場合もあると思いますが、その判断を、医療に関しては素人の占い師ができるかどうかと言われれば。非常に疑問です。
餅は餅屋、という言葉をいつもどこかに留めておこうと思います。

自分はちなみにカウンセリングの専門的な勉強は2年近くいたしまして、
プロに交じってケース会議などにも参加、勉強をいたしました。
でもカウンセラー資格は持っていないので少し知識のある素人だと思っています。プロにつなげる方法というのは今後、模索していこうと思っています。
















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