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お笑いライブ:ヤーレンズ寄席

子育て終了が視野に入ってきた頃はお昼寝だけしか趣味と言えるものがなくて、まだまだその日1日を生きていくだけで精一杯だったのだけど、なんとなくこのままではつまらないと思っていた。
何かしなくっちゃ。

そこから少しずつ少しずつ趣味が増えて
48歳でゴルフを習い始め
53歳で登山靴を買って
54歳でピアノを再開
55歳でパンは家で焼くことを覚える
57歳でジムに入会して卓球にハマる

もう十分すぎる趣味に囲まれて暮らしている。
クロスステッチもすれば本も読む。
たまに韓国ドラマも楽しむ。
ごきげんパパ♡のコンサート通いに同行する。

友人はいつ家事をしてるの?と親切に心配はしてくれるけど、家事をしにきてくれるわけではもちろんないのでなんとか自分で回している、当然。

つらつらと前置きが長くなったけれど、要するにこれ以上趣味を求めていなかったにも関わらずお笑いライブという新たな趣味が突然降ってやってきたということを今日は書くつもり。

きっかけはやっぱりごきげんパパ♡で、5月のとある日にとある会場で行われたサンドウィッチマンやナイトさんたちが出ていたお笑いライブに連れて行かれたことだった。

10組くらい出た中で、特に面白いと思ったのがヤーレンズというコンビ。その日に初めて知った芸人さんだ。

私もパパ♡も関西出身なので、お笑いなんてわざわざ見に行ったりテレビ見たりしなくても24時間365日おもろくてなんぼと思って暮らしている。オチのない会話なんて時間の無駄、くらいの勢いだ。なのでお笑い番組も年末くらいしか見ない。

多分チケットのサイトがおすすめしてきたのをお人好しのパパ♡は買わなきゃ申し訳ないと思ってポチッとしたに違いない。たまたま行ったライブで思わぬ見つけ物をしたのが私だった。会場で係の人にコンビの名前を教えてもらって心に刻んで帰った。

しばらくして観劇好きな別の友人からチケット流通センターというサイトを教えてもらって、2人で見にいくイベントを探していたところ、ヤーレンズ寄席のチケットを偶然発見、そしてゲット。なんという展開だろう。1人で寄席に行きました。

時々足を運ぶクラッシックピアノのコンサートと全く違う客層で、平均年齢が50歳くらい下がった気がした。お顔を知っている芸人さんもちらほらお見受けした。

最初はヤーレンズのトーク、その後全員出てこられてしばらくトーク、それからコンビごとのネタ、最後にこの写真撮影の時間があってお笑いの世界の扉が私の目の前に大きく開いた日。

それぞれ練ったネタを披露されてはいたが、やはりヤーレンズが面白かった。特に楢原さんは芸達者。これからブレークするのかな?これが流行りの推し活とやらかもしれない。恋と同じように推し活も突然降ってくるものなのですね。しばらくハマってみようと思います。

今日はこちらは梅雨空です。笑って過ごせる1日になりますように。

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