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皇居で祈りについて考えた
関西から友人が来る時に真っ先に思いつく案内先は皇居です。大抵のお店は東京にも大阪にもあり、食べ物などは関西の方が美味しいことも多いので、関西には無いものと考えると皇居になります。新しくなった東京駅や、立ち並ぶ高層ビルとのコントラストも一見の価値があります。
この日は朝から近くで朝食を摂りながら旧交を温めました。
なにしろ小学校からの付き合いで、3人の子どもたちもみな同い年なので話題は尽きることがありません。積もる話をしましたが、中でも彼女はお寺巡りに最近凝っているという話が印象的でした。では皇居の近くをお散歩してから増上寺と東京タワーの方に行ってみましょう、と決まりました。
皇居の静けさ、整然とした佇まい、豊かな緑とお堀の水、どれも気に入ってもらえたようです。そこだけ空気が違うようです。この東京のど真ん中でこの広大な敷地。やんごとなき方々のお住まいです。諸外国の王室皇室の中でも長い歴史を誇っているのは言うまでもありません。
確か小学校の教科書には天皇は日本の象徴と書いてあったと記憶しています。具体的に何をするのが役割かと考えた時、国民のために世界の人々のために祈ることだと言えます。そのために神道のさまざまな祈祷が代々引き継がれています。
『祈る』
ごきげんママ♡はいつかどこかで誰からか「お墓やお仏壇に手を合わせるときは願い事をするのではなく今あることに感謝するように」言われてから、願い事をするのは良くないことと思ってしまっていた節があります。
例えば七夕さまの短冊に書くように「ピアノが上手くなりますように」とか「テストで100点取れますように」とか「お金持ちになれますように」などと願うのはNGで、「元気に過ごせてありがとう」「いつも守ってくれてありがとう」というのが正しいと思うようになっていました。
なので祈ること願うことは極言すると卑しくて厚かましいことのように思っていました。
でも敬愛する友人の考えは今自分がするべきことは「祈ることと許すこと」
なるほどね。祈ること、念じることはそれほどまでに大事なことなんだ。年賀状や誕生日カードにも決まり文句のようにご多幸をお祈りします、と書くけれども本当に心から祈ることを忘れていました。
祈りは叶えられる。より良い方に導かれる…
きっと良い祈りと悪い祈りがあるのでしょうね。自分の欲望を満たすための祈りなのか、それともこの世界と調和のとれたピュアな祈りなのか。
今あなたの祈りたいことはなんですか?
私が祈りたいこと…やっぱりみんなが笑顔で過ごせること、かな。
子どもの幼稚園時代の讃美歌を思い出しました。
しずかにめをとじていのりましょう。かみさまおまもりくださいませ。
どの宗教でもよいと思うのです。わたしたちは目に見えない力に守られて暮らしていることを友人との語らいで思い起こすことができました。また会う日まで元気でね、と浜松町で別れました。