草地を再び畑に〜その1(2023年の記録):師匠との出会い
草地になっていた畑を借りることになって1年が経とうとしています。
5年ぐらい前までは畑だったそうですが、すっかり草に覆われていましたので草を取り除くところからスタートしました。
畑の経験は、とある会社が運営する体験農園で3年ほど、全ての資材がお膳立てされた状態でまさしく「体験」した程度なので、草地を畑に仕立てていくなんて、考えたこともありませんでした。
できるなら草や生ごみコンポストなど循環型でやりたい、と呟いていたことがきっかけで、師匠と出会い、畑を借りるところから、土作り、野菜作り、そして排水のプランまでお世話になっています。
借りているのは10m×10m。
まずは鍬で草をひっくり返すところから始めました。ここから先は土づくりの記録として、時系列に何回かに分けて掲載してみます。
2023年3月上旬
夏野菜を植え付けられるように、整備開始。鍬で起こし、草をひっくり返していきます。まずは2畝分。地下茎で増える芝状のものやスギナなどをなるべく手作業で除去。一度にはできないので、シートをかけながら何日間かかけて作業を進め、ある程度、除去できたところで師匠がミニ耕運機をかけてくれました(2〜3往復)。
米糠を入れて(多少、すき込んだが、ほぼふりかける程度)、黒マルチをかけました。
できればビニールは使いたくなかったけれど、「徐々に使わなくても良くなるよ」という言葉に励まされて、ともかくやれることからやろうと気持ちを切り替えました。
耕すのはもっぱら夫の仕事ですが、素人は体力的にもそんなに長い時間、続けられないので(無駄な力が入っているそうだけれど)、作業はかなりのスローペース。
これはじつは平日の朝に作業をすることが多いことも関係しています。我が家は、私は在宅での仕事が多く、夫は昼からの勤務なので、朝の時間を活用しているのです。私が在宅中心になったのはコロナによるステイホームの産物。これがなかったら、ここまでスムーズに生活の中に取り込めなかったかもしれません。
土日は畑もするけれど、音楽活動など趣味の時間も確保できるので願ったり叶ったりなのです。
土や野菜作りの理想は高いけれど、ゆるやかなペースで生活の中に取り込めたことは、続けられている秘訣かなと思います。
続く