![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42544511/rectangle_large_type_2_ee159ac6b2903a70b737163922d1d58b.jpeg?width=1200)
宮崎観光拠点のかなめ・空の玄関口の変遷【宮崎ブーゲンビリア空港】
私は空港や飛行機が好きです。
飛行機が目的の空港に着陸し、
ベルト着用サインの点灯が消えたら席を立ち、
飛行機から降りる順番を待つ。
タラップを降りて外の空気に触れ、肌で感じる現地の空気。
これから始まる旅のワクワクが高まります。
羽田や福岡空港などは利用客が多く、ターミナルが拡張され
かなり広いので搭乗口によってはかなり歩くことになります。
一方、地方空港はコンパクトにまとまっていて、そこまで歩かなくてもいいですし、お土産屋さんや飲食店は大きな空港に比べ、こじんまりはしてしまいますが、まわりやすく、わかりやすい印象です。
そこで地方空港のひとつである宮崎空港の、
*宮崎空港といえば
*空港の歴史
をまとめてみました。
宮崎空港といえば
*降り立つとみえるヤシの木
*空港連絡鉄道「宮崎空港線」に直結しているアクセスのよさ
*航空大学校の訓練機が展示されている展望台の公園
*アスリート・スポーツチームなどの応援懸垂幕が垂れ下がっている吹き抜けの中央広場
*天岩戸をモチーフにしたからくり時計「夢かぐら」を設置されている中央広場
*「日向神話」をテーマにした壮大なステンドグラスが設置されている中央広場
*宮崎県出身の俳優・温水洋一さんの銅像があるひなたぬくぬくベンチ
〈ひなたぬくぬくベンチ〉
宮崎空港の歴史
そんな宮崎空港の歴史を振り返ってみました。
1943年 旧日本海軍飛行基地として建設
1954年 戦後一時閉鎖の後、航空大学校の訓練飛行場として開港
1955年 極東航空(現ANA)が大阪-福岡-宮崎線を開設
1961年 第2種空港として指定
1962年 岩切章太郎初代社長が宮崎空港ビル(株)を設立
1963年 ターミナルビルが完成
1966年 地方空港として初ジェット機(B727-100)が東京線に就航
1990年 新ターミナル完成
1996年 地方空港では全国初となる空港連絡鉄道「宮崎空港線」が開通
2001年 県初の国際線韓国(ソウル)-宮崎 定期便が就航(週3便)
2002年 宮崎初の免税店をオープン
2008年 台湾(台北)-宮崎 国際定期便就航
2014年 宮崎空港開港60周年
「宮崎ブーゲンビリア空港」の愛称を発表
2015年 香港-宮崎線就航
LCCピーチアビエーション 宮崎-関空線就航
2017年 LCCジェットスター成田線就航
LCCイースター航空ソウル線就航
1961年から民間空港として進化し続けている宮崎空港。2000年以降はソウルや台北へ国際線が就航しはじめました。また、2015年以降からは格安航空会社のLCCが就航し始めます。
2014年、開港60周年を記念して愛称が宮崎ブーゲンビリア空港に決まった時は、「えっ、なんでブーゲンビリア!?」と驚いたものです。
この愛称は全国からの公募で決まったもので、3,048件もの応募があったとか。
この名前が選ばれた理由は、
①宮崎交通の創始者で、宮崎空港ビル(株)の初代社長である岩切章太郎氏が普及に努めた花がブーゲンビリアという花だったため
②宮崎空港のシンボル的存在という理由だったため
だそうです。
〈空港のロータリー付近にある石碑〉
以前に投稿したガーデンツーリズム の登録制度で、宮崎花旅365に登録されている11箇所の中に宮崎ブーゲンビリア空港もその一つとして登録されています。
日本でも珍しい空港専属のグリーンキーパーがいるそうです。
おわりに
以上、宮崎空港の特徴や歴史についてまとめてみました。
空港は空の玄関口というだけあって、
地方空港はその県の自然や文化、歴史などの象徴となるものが
コンパクトにギュッと詰まっている印象を受けました。