カメラとの向き合い方
久々にミラーレスカメラを取り出しました。
きなこでございます。
我が家のベランダにお花が増えてきたので、写真が撮りたくなりました。我が子の写真を撮りたくなる親の気持ちが分かったような気がしています。(私の場合植物)
もう8年程前になりますが、一眼レフカメラでお花を中心に撮影をしていました。当時勤めていた会社で、写真撮影をしているアマチュアプロのおじいちゃんがいまして、お昼休みに写真を見てもらったりしていました。写真講座みたいな感じです。
今考えるとだいぶ贅沢な講座を受けていたなぁと思います。
広島に移住をしてからは、日々の生活に追われて、なかなかカメラを手にする機会が減ってしまいました。新しい土地で色々悩むことも多く、写真を撮っていても全く面白くなくなってしまったんですよね。あんなに夢中になっていたのに。
今も昔程の熱はないのですが…
ちょっと撮ろうかなぁと、軽い気持ちでベランダのビオラを撮影してみました。
単焦点カメラ大好きだったので、ボケも大好きです。あぁ、懐かしい、この感じ。前ボケ全開の主役ドン!好きです。バックが白いから、ビオラが際立った気がします。そして、ビオラやパンジーって人の顔に見えるので、なんだか勇ましさを感じます…(怒ってる?)威風堂々感が…
そういえば、よくお花を求めて公園を散策していたなぁ。
思えばあの頃はよく悩んでいたなぁ。今は悩むというよりか、考えるに以降している感じがするから、あの頃よりも心は健康的かもしれません。
と、昔のことをつい思い出してしまいました。
今はカメラを持ってお散歩するっていうことをあえてしていない自分がいたりします。カメラってすごく楽しいんですけど、私の場合は「上手な写真を撮る」ことに意識が向き過ぎるところがあって、その場の雰囲気を楽しめなくなることがあるんですね。食事の写真を撮りたいが為に、食事するときには冷めてしまっているという感じです。
なんかそれって、すごくもったいないなぁって思ったことがありました。上手な写真を撮るより、その場の空気や匂い、雰囲気をもっと感じて自分と向き合いたい!って気持ちが今は大きいのかもしれません。
カメラを目的に出掛けるなら良いと思うのですが、今の私は出掛けるを目的にしたい気持ちのほうが大きい気がします。それが良い悪いじゃないし、いつかカメラを目的にどこかへ出掛けるかもしれません。自分の気持ちなんて、いつどうなるかわかりませんからね。
今どうしたいかが一番重要なんだなぁ。
うん、今回久々にミラーレスカメラを引っ張り出して改めて思いました。noteで文章を書くと自分の気持ちがまとまりますね。
始めて良かったです。