【中国茶コラム外伝②】宇治の玉露
先日、宇治を代表する茶農園「丸利 𠮷田銘茶園」さんへ訪問させて頂きました。
そして人生初の茶摘みを体験させて頂きました!
(お忙しい時期&未経験者にも関わらず、受け入れて頂き感謝しかございません...)
↑ ケガをしたのではありません。
茶摘みを行いやすいよう、指にテープを巻き付けます。
今回は「さみどり」という茶葉を収穫させて頂きました。
茶摘みのベテランのお姉さま達に教わりながら、新芽を丁寧に摘んでゆきます。
つやつやの新芽たちに囲まれているだけで幸せでした。
↑ 新芽と成葉は一目瞭然!
↑ 写真左側が摘菜後、右側が摘菜前です。
摘菜後は、収穫量を計測します。
私は2時間で2.4kgの収穫量でした。(2時間はあっという間でした…)
そして玉露の工場を見学させて頂きました。
↑ 殺青用の蒸し器。
工場の奥では、茶葉が揉捻されていました。
↑ 茎と葉っぱへ、丁寧にふるい分けされてゆきます。
↑ そうして出来上がった「荒茶」
すでに美味しそう...
工場の前にも、立派な茶農園が広がります。
↑ なんと、天皇様へ献上されたお茶との事...す、すごい
丁寧に刈り取られた後の茶葉が、スモーキーな味わいの京番茶になるとの事です。
風情があります…
日本茶の始まりでもある、栂ノ尾のお茶も管理されているとの事。
もう私にとって まさに教科書の世界を見物させて頂きました。
そして、駅前で経営されているお店にお邪魔させて頂き、お茶をいただきました。
玉露の新茶
旨味たっぷりで身に染みわたります...
そして世にも珍しい「だんご茶」
製茶の段階で出来上がるとの事。
こちらも旨味たっぷりで最高です。
お野菜や魚介などのペアリングにも最適なお茶です....
𠮷田さま、𠮷田銘茶園のスタッフの皆様、お忙しい中本当にありがとうございました!!!