できるなら、好きな音の波に溺れたい
ここ数日、再び音楽を聴いている。
たった5分外に出るだけでも音楽を聴いていたのに、いつからか街のノイズやら疲れやらの中で音楽を聴くことがしんどく感じてしまって遠ざかってしまった。
あんなに大好きだったライブも体力がもたないって諦める様になって、音楽からどんどん離れていってしまった。
聴き始めたのは、眠れなくなったせい。
元々ロングスリーパーで、疲れているのに眠れないなんてどうしたらいいか分からなくてとにかくつらい日が続いていた。
どうせ眠れないなら久しぶりに聞いてみようか、とYouTubeをちらっとみた。
選んだのはワンオクロックの「wasted nights」。
おすすめに出してくれてありがとう、この曲めちゃくちゃ好きなの。
「キングダム」の映画を観に行った時に味わった吉沢亮の美しさとともに流れるイントロ、そして語りかけるような歌い出し。
サビに入った時の、伸びやかな声。
何なら、この2分が一番感動したかもしれない。これが別の曲だったらきっと完成してないんじゃないかってぐらい。るろ剣と同じく、続編があるなら全部ワンオクにしてほしいぐらい。
何て言うんだろう、
本当に心地いい曲って、すーーっと心の奥に染み込んできて、何だか波長が合う、溶ける。声の質感とかメロディの流れとかラスト前の展開もぴったりすぎて気持ちいい。
音楽のこととなると、どんどん気持ち悪くなるなって自分でも思うんだけれど、勝手に映像をつけてしまう。PVだったり別の映像だったり。
この曲はAメロまでは海に沈んでいく感じ。
仰向けになって、光が差し込んでるのを見ている。どんどん曲が進むにつれて深さが増して青が濃くなって。
Bメロは一回Takaが入る、夜明け前のまだ暗い時間に。水色の世界で波打ち際を歩く姿を少しだけ遠い、斜め後ろから近づいてくる。サビは足元から一気に水平線から空に目線が上がっていって、空が広がる、そんなイメージ。
これがBUMPになると宇宙だとか草原だとかになるから不思議。RAYやメーデーなんて銀河でしかない(何となくでもわかる人はきっと長年のBUMPファン)
やっぱりテンションが上がってしまって、そこから出てくるおすすめを順番に聞いてみた。
AIってすごいね、ハズレがない。
あいみょん、菅田将暉、Official髭男dism、King Gnu……
初めて聞く時には歌詞は全然入ってこなくて、メロディと声で全部決まるタイプの感性の私。そしてハマったら1時間でも2時間でもエンドレスリピートできてしまう。
流れてる時間が幸せで、何ならちょっと寝たくないって思うほどに落ちていた。
やっぱり「宿命」はがつんと殴られるぐらいの衝撃だし、King Gnuの「白日」は声もメロディも好き。最初の儚さからのギャップ……なんなんですか?
もうすぐ「宿命」が毎日の様に流れるなんてどうしよう、楽しみすぎて泣きそうになる。
後ろに流れながら、試合のリプレイがあるのかと思うと、もう。
ホームランで2塁くらいでガッツポーズしたり、最後のバッターがヘッドスライディングして泣きながら起き上がれなかったり、スライディングキャッチで喜んだり……。
熱闘甲子園ではきっと泣くんだろうな、いくつになっても熱いものは熱い。
何の話がしたかったのか忘れたけど、音楽も野球も胸を打つのです。それはもう強烈に。
そんな訳で8月からApplemusic入ります。笑
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