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習慣化は退屈か

5月にオンライン英会話レッスンを始めてから半年が経ちました。今日で連続188日の受講になるのですが、飽き性の私がこれだけ継続できたことは人生で始めてのことかもしれません。習慣化に成功したと言えそうです。2021年は英会話の他にUdacityというプラットフォームでビジネスコースの受講を始めたのと、スケートボードの練習も始めました。複数の趣味を始めた年と言えそうです。

英会話レッスンでは会話に慣れるため、教材はいつもフリートークを選んでいます。最初は聞き取るのも大変だったのですが、少しずつ話が弾むようになり楽しめています。気の合う先生をお気に入り登録することで慣れ親しんだ相手とリラックスして会話ができるので楽しめますし学習効率も高いと思います。ただフリートークは話題に困ることがあります。コロナの話や皇室の話もしますが、基本的には今日は何をしたかとか、週末はどうだったかということを聞かれます。そして私の答えは大抵同じで、英会話とビジネスコースとスケートボード以外は何もしてない、となります。いずれの趣味も楽しめてはいるのですが、同じ先生を相手に同じ話をしても盛り上がりにくいので、最近では当たり障りのない雑談をしています。

そこでふと思ったのが習慣化というのは日常化だということです。行動をルーチン化して生活の中に組み込むのでそこから特別感を得にくくなるのだと思います。もはや私は英会話レッスンとビジネスコースを受講してスケートボードを練習した日を「特に何もしなかった日」と認識しています。行動が習慣になり習慣が生き方になるのかなと思いました。

英会話とビジネスコースと時々スケートボードがある代わり映えしない生活は悪くないです。特別感が欲しくなることもありますが、特別なこともうまく習慣化すると退屈化しますのでそれは無い物ねだりかなとも思います。新しい趣味に恵まれたこの生活を惰性で送らぬよう、食事の前後と同じように感謝を捧げることにします。

※この記事は、人文学系な人たちと、その周辺 Advent Calendar 2021の記事として書きました。

#アドベントカレンダー2021

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