ふとエメンタールチーズが食べたくなって、スイスのエメンタールまで車飛ばして、エメンタールチーズを作ってみた日🧀💕
それは8年程前、ベルギーのブリュッセルに住んでいた頃の事。
ふとエメンタールチーズが食べたくなりました🧀✨
10代の頃通っていたブラジルのインターナショナルスクール時代のスイス人の旧友に「エメンタールってスイスよね?」と訊ねたら「そう、ベルンに住んでるけど、エメンタールなら家から近いよ!案内するからおいでよ!」という事になりました💓
という事で、ベルンの北東に広がる、故郷北海道にとても良く似たのどかな牧草地、エメンタール地方、アフォルテルンの村へ行ってきました🌿
チーズで有名なエメンタール、私の大好物の大きな穴のあいた🧀エメンタールチーズのふるさと♪ いつか是非出かけてみたかったのでとても嬉しかったです🎶 早速スイスへ車を走らせました🚘 アウトバーンが気持ちい〜✨
何時間でも運転できちゃいます🎶
長い事運転していると、漸くスイスに到着🇨🇭 ベルンに住む友人宅へお邪魔し、翌日エメンタールへ出発💓
アフォルテルンの村ではチーズの製造過程が見学できます。そのチーズ工場の周りはカウベルをカランカランと鳴らす牛さんたちがの~んびり牧草を食べて寛いでいます。
眺めていると牛さんが「こんにちは」と、寄ってきました😊
こちら⬇️がチーズ工場。殆ど人がいない。
チーズ工場の奥にはとても古めかしい小さな建物があり、中をそっと覗いてみると、⬇️女性がひとりで昔ながらのチーズ作りを実践していました。
「入ってもいいですか?」と、声をかけますと、「ええ勿論入って。あなたもやってみる?かきまぜるだけだけど、簡単に見えて結構な力仕事なのよ(笑)薪の火加減調節も大事なの。」
と、笑顔で私に。「えええ?いいのですか?」と、喜んで体験させていただいたのですが・・・ 先程まで女性が軽々と回していた棒の重い事!「ああ、それでは駄目よ(笑)、もっと深く、大きく回さなければ。」と、言われるのですがわかってはいるのに重過ぎて大変で。でも何とか頑張って様になってきました。御蔭で腕が筋肉痛に(笑)⬇️画像はチーズ作り体験中の写真です。
まるで魔女の大釜のよう。
貴重な体験を終えた後は、工場内レストランへ。
メニューを見る迄もなく、楽しみにしていましたチーズフォンデュ、そしてラクレットをオーダーしました♪
はじめてチーズフォンデュをいただいたのはブラジルにて同級生のスイス人宅でした。当時十代の私にとって、それは衝撃的感動的で、あまりの美味しさに吃驚しましたこと、今でも昨日のように忘れられません。 30年後、まさか御馳走になった友人と再びこうして、今度は友人の母国でチーズフォンデュをいただけることになるなんて、当時は夢にも思いませんでした。
ラクレットはアルプスの少女ハイジにも出て来ましたよね。チーズがトローリ溶けて行く姿、それをパンにのせて美味しそうに食べているハイジを見て、私も食べたい!と、何度憧れた事でしょう☆ ハイジはパンにのせていましたが、レストランのメニューではジャガイモにのせてます。ピクルス等が付け合わせに。
本場のチーズフォンデュ、いただきま~す♪😆💓
私がニコニコ美味しそうにいただいている姿に、
「30年前のマリアの顔を思い出す(笑)」と、
友人に笑われました😆 ラクレットもとても美味でした♪
工場内ではチーズの購入もできます。勿論、大好物のエメンタールチーズを色々試食させていただき、数種類求めました☆ シアワセ~♪
エメンタール地方は車の往来も殆どなく、聞こえて来るのは牛達の鳴き声とカウベルだけ。時折風が牧草を揺らすと、緑の匂いが感じられ、気持ちがゆったり癒やされました。自然って本当に良いですね。幼い頃の北海道を思い出します。
エメンタール地方を後に、前々から憧れていましたオルゴールを見にリュージュのショップへ。
幼い頃からオルゴールが大好きで、悲しい事があるとオルゴールの音色に慰められていました。
スイスといえば、時計も有名ですが、オルゴールも有名ですよね。
半永久的に美しい音色を奏でるオルゴールは、19世紀にスイスで発展したそうです。中でもリュージュ社は昔から憧れでしたので、スイスの思い出にひとつ、と、思いました。
ショップに入り、一瞬で心を奪われましたのが、↓こちらのオルゴール。
オルゴール療法なるものもあるらしいですが、美しい音色を聴いていると心が穏やかに癒やされます。一生ものの宝物と巡り会えました。
後で知りましたが此方のオルゴールはもう製造されていない貴重品だそうです✨
長くなりましたので、ベルンの街中の様子、そして美しいアルプスの様子はまたの機会にお話させて頂きます😊💕
こうして色々な懐かしい思い出をアルバムのようにnoteに残しておくのも良いですね🍀✨