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心理カウンセリング|マウントは自信の無さの表れ⁈(妄想の世界にて)

そのヒトは「役者A」として、僕の目の前に現れたんだ。
画面越しに観劇していたなかで、一番、印象が薄かったヒト。
気に留まらなかった。
自己開示もあまりなかったので、感情移入がなかったんだね。

そして、僕がイチオシの看板俳優は、挨拶にも来てくれなかった。
ずっと、ずっと、待ち続けていたのにね。
ファンサ精神なんて、皆無だったんだよ。
全くわかってない、自分の人気度。

「役者A」として現れたヒトは、
「役者A」役を演じていたので、
僕も、「役者A」として、対応したんだ。
仕方ないよね、勝手に宛がわれたんだから・・・

「役者A」は、生唾を飲み込みながら「役者A」役をこなしていた。

僕は、むしろ心配になったんだ。
「なぜ、このヒトは、こんなにも自信が無いのだろう?」

途中で、「役者A」は壊れはじめた。
僕だけじゃない、団員の誰が見ても明らかな状態で、壊れ始めた。

団員として情が沸いていたから、とても心配になった。

何があったのかは、わからない。
でも、後輩からの突き上げに耐えられなかったのか?
後輩に対してマウントを取るような発言が目立つようになった。

心の声は漏れ出てしまっていて、
本来なら関係のないはずの、僕たちにまで、聞こえるほどに、
何度も何度も。

一体、どうしちゃったんだ?

そのうち、とうとう、大きく壊れてしまって、最後には、
本来なら、全く関係の無かった僕にまで、矛先が向いた。

そして、僕は、安心して所属できる劇団を失った。
何だったんだ?流れ弾・・・。
これも必然だったと言うのだろうか?

𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧

「認められたい」が過ぎると、
マウントを取りたくなるらしい。

自信が無いから。

苦しかっただろうね。
ヒトの評価だけに身を委ねて生きてきて。
そこには自分らしさの欠片もない。

その苦しさを、身を挺して、教えてくれたのかぃ?

僕だって、組織内での「評価」を強く意識してきたからね、
痛いほどわかるつもりだよ、キミの気持ち。

「理不尽な評価」は、見るに堪えない、醜い姿だよね。
キミの後輩は、現状打破のためのクラッシャーとして現れたんだろうね。

だから、エールを贈るぜ!
スモールワールドを蹴散らして、
広い世界で、自分らしく生きるキミにさ~!にゃぁ~(=^・^=)

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