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《介護が始まった2》ジェットコースターな3日間

1日目 もの忘れ外来…なんだけど…の巻

サ高住にお引っ越しして約1ヶ月経つ頃、もの忘れ外来に行ってきました。

本当はもっと早く行きたかったのだけど、身体の方を見て頂いてる病院の主治医との連絡がうまくできずに(私が同行できなかったから)、結局母の状態から待ちきれずに先行して行った感じになりました。

火曜日→もの忘れ外来(M病院)
木曜日→身体の病院(K病院)

という感じに。本当は紹介状欲しかったのよ〜😭紹介状有ると無いのとでは¥2,200違ってくるしね。

と、まぁ紆余曲折あったけど、いよいよ!という気持ちで朝お迎えに母のところへ行ったわけです。

おはよう😃

んん?ん?
あれ…なんかシャッキリしてない?

よく見たら腕時計までしてる…。

ええー?今日なの?今日、覚醒しちゃったわけ???

病院に向かう車中でも喋る喋る。この1ヶ月間のダンマリが嘘のように、いや、その分も増して喋ってない?

いつも朝に日付テストとかしてるのも(今日は何日?何曜日?)あえて今日はしないでおこうと夫も打ち合わせ済みなのに?

よりによって、もの忘れ外来という認知症の病院に行く日???

車の中で、何度も目と目を見合わす夫と私。私たちが無言になっちゃうわよ。

そして到着して受付、登録(初診)をして、私のみもの忘れ外来の待合室へ。母にはふんわりとしか言ってなかったので、念のため直前まで普通の待つ場所にいてもらう作戦です。

我が家から小一時間掛かるこの病院に来たのは、実は知人がもの忘れ外来のお医者さんだからで、私が診察室の顔をひょこっと出すと「おおー!」とびっくり😊

母がボケたら連れて行きますねー。おーいつでも連れておいでー、なんて冗談で言ってたんだけど冗談じゃなくなって😅

知人ドクターが早速うまく問診をし始めて下さる。日時はやっぱり間違い、父の命日も間違い😔、今は1ヶ月以上やってないパソコンも楽しいと言い、半分くらい間違えたりトンチンカンな答えでした。パソコンは1ヶ月近く壊れてたのに。

夫に母を連れ出してもらってチクリタイム(笑)できなくなったことなどリストと、違和感を感じ始めた経緯をダイジェストにまとめたメモも渡しておきました。

お昼も挟んでとにかく上から下まで検査検査検査。お昼ご飯の時には、以前の聡明で優しい母に戻ってました。

この時の私の複雑な心境分かって頂けます??嬉しいんです。もちろん嬉しいんですよ。母の笑顔。母との会話。夢にまでみたから。

でも今日は認知症の検査なんですよね…。

喜んでいいのやら、この2ヶ月弱は何だったのか、我々の頭の中こそ検査してほしいくらい🦊狐につままれた気分でした。

午後には心理テストという名の認知症のテストが1時間ほどありました。本丸です。

担当の女医さんが「これに記入して中の人に渡して下さい」というので、今の母の出来ることできないこと項目にチェックを入れて中の人に渡そうとすると

え?なんですか?

と。いやいや。そっちでちゃんと話を通しておいてよー!私は渡せって言われたから渡そうとしてるだけですけど?ということで、どこへやら確認しに消えて待たされたんです。

オペレーションの悪さはさておき何が言いたいかと申しますと、その時、母の入った部屋から「う〜ん」「う〜ん」と母のうめき声が!母、相当脳みそを振り絞ってたみたいです(笑)