木10ドラマ silent 第5話感想
前回からの続きで
湊斗と紬の別れ話がメインの回。
別れるときの描写がすごくリアルで、
なんだか失恋したような気持ちになった…笑
でも見終わるとなんだか悲しい別れというより
前向きな別れに感じられた。
そんな第5話。
あらすじ
戸川湊斗(鈴鹿央士)から突然の別れを告げられた青羽紬(川口春奈)は、なかなか気持ちの整理がつかないでいた。そして佐倉想(目黒蓮)もまた、2人の関係がくずれたのは自分のせいではないかと懸念し古賀良彦(山崎樹範)に相談する。
紬は春尾正輝(風間俊介)に湊斗の話をする中で、自分が彼のことを大切に思い、本当に好きだったことを実感するとともに、聞こえる聞こえないに関係なく相手に思いを伝えることの難しさを痛感する。そんな中、紬の携帯に湊斗から着信が入って…。
湊斗の意外な一面、ちょっと衝撃。
でもそりゃそんな一面もあるよね。
優しさ100%なんて湊斗自身、無理があるよね。
ブラック湊斗の部分。
そこも含めて戸川湊斗。
呼び方、紬から青羽に変わったり
顔も見てくれない
声は優しくても冷たい言葉
あぁこれもう気持ちが離れてしまってるんだなって
分かるやつ。辛いやつ。
別れたくなくて思い出話して
全然楽しくない片思い
なのに最後まで優しくしてくる、
じわじわ心の距離を感じる演出に苦しくなる。
無意識に名前が出ちゃうくらい好きな人
思い出したり話したくて出てくるんじゃなくて
無意識にポロッと名前が出てきちゃうのって
もうその人の中で一体化してるっていうか
生活の中に溶け込んでて、
それくらい好きになってるってことだと思う。
それくらい大好きって無意識に思ってるんだと思う。
紬と湊斗が別れたこと
ちゃんと紬の顔見て話したいって想は言ってきたけど
別れたばっかのこのタイミングはダメだよな…
それでも待ってるねって、健気。
「顔みて話したい」ってこの言葉
紬が想と向き合って手話で話したくて言ったときと同じ。
想の心を溶かしてまた向き合ってほしいって思ってたときと同じで、今度は想が紬の心を溶かして向き合って欲しいって思ってる対比が素敵。
彼氏というか家族みたい
それはもう、幸せの中に包まれているような
ぽわぽわした感覚の好き。
ドキドキしなくても、緊張しなくても、
安心感を与えられる関係。
その中にいるときに別れるのはだいぶ辛いな。
忘れ物の電話
もう終わりにするって決めたから、
最後だから、だから、、
2人とも素直になって気持ちを話して。
3年間好きだったのは湊斗だよってちゃんと言えた紬
本当はちょっと話したかっただけって言えた湊斗
顔見てではないけどお互いの気持ち伝えて
顔見てではないからお互い泣いてて。
湊斗、別れるって決めたのは自分だけど
ちょっと冷たい態度とったりしたけど
最後の最後にちょっと話したいって思ったのは
それだけ2人で過ごした時間が良い思い出だったから。
それだけ大切な人だったんだな、これまでも今も。
このシーン、実は別々のセットから実際に電話して撮影していたらしい。
だからあの声も、涙も、表情も、リアルで泣けた。
湊斗自身、本当はまだ好きなんだよね。
でも紬の心の奥の気持ちも、想の本当の気持ちも察して
そこに自分がいるのは辛いから身を引いたんだよね。
耐えながら隣にいる辛さより、別れる辛さを選んだんだよね。
それなのに、想はポニーテールが好きだよとか、
頑張ってねって言葉をかけるなんて…
別れる最後まで2人のことを応援するなんて、湊斗。
好きな人が好きな人とくっつくのを応援することほど辛いことはないのに…
最後、想が文字にした言葉
「再会しなければよかったと思った」
予告で流れてたこの言葉見たとき、
終わった…って思ったけど、
まさかあんな言葉が続くなんて感動だった。
「8年分の思ってたこと、今伝えたいこと
これからは全部言葉にしようと思ってる」
ここで一気に目頭が熱くなった…
あの文字、実は想役の目黒くんの直筆らしい。
きれいな字で、想の想いが詰まってて
声じゃないけど文字で、言葉をちゃんと伝えようとした想の行動に感動した。
ハンバーグ以外でって言った紬
ハンバーグは前日に食べたから違うのにしたのかな?
それとも湊斗との思い出の食べ物だから吹っ切れるため違うやつにしたのかな?
何でもいいよって言って紬に合わせる湊斗と、
何でもいいって言われ、すぐお店を探そうとする想。
この対比が想を引き立ててて、ズルいな…笑
5話までは今までの関係を終わらせる話
6話以降はこれからの関係を始める話
ここからまた2人の時間が始まるのかな。
想の家族も少しずつ話にスパイスを加えていて
手話を覚えて母と想の架け橋になろうとした妹の萌
自分のせいで想の耳が聞こえなくなったんじゃないかと心配する想の母親
2人の想に対する思いが今後大きく関わってきそう。
まだ出てきはいないけど、紬の弟の光が実家の話をちょろっと出してきてたので、今後もしかしたら何か意味を持つ出方をしてくるのかな?と思った。
そして1番気になる人物。
想の友達なのか恋人なのか、大切な人としてちょいちょい出てくる奈々。
想を見つけるとわざとカバンを開けて走ってきて想に閉めてもらったりあざとテクを使ってて、好きなのかなって思ったら友達に想とは住んでる世界が違うって言ってたり。
でも次回予告で何やら気になる行動をしてて…
想と紬の仲を引き離そうとしてるのか、本当に友達なのか?
そこも含めて次回の展開がすごく気になる。
想と紬の恋の矢印が向かいあったまま、もう誰も悲しまない展開にならないかな。
2人の家族の関わり方も今後の注目ポイント。
想、紬、湊斗の関係性の話から、想と紬の周りを取りまく人達も含めた話になりそうで、今後もまだまだ目が離せなさそうだ。