朝日は甘い
鉄橋の向こうが彼岸 今までの二人にはもう戻れない
ほおづきを落として渡る陸橋の朝日は甘い、したたるほどに
蝉でさえ死にたい場所があるという 会いたい人に会えましたか
傷つけないとは言えないので理解したいという初夏(はつなつ)の陽
空洞の私の中を電車が通るまだホームから飛び立てないまま
好意をもって行為をし、愛とは名付けてあげられない夏
赤ちゃんに転職したい、泣き叫ぶコトが仕事と胸を張りたい
エアコンの音が寝息に溶ける頃触れ合う貴方の足の冷たさ
鉄橋の向こうが彼岸 今までの二人にはもう戻れない
ほおづきを落として渡る陸橋の朝日は甘い、したたるほどに
蝉でさえ死にたい場所があるという 会いたい人に会えましたか
傷つけないとは言えないので理解したいという初夏(はつなつ)の陽
空洞の私の中を電車が通るまだホームから飛び立てないまま
好意をもって行為をし、愛とは名付けてあげられない夏
赤ちゃんに転職したい、泣き叫ぶコトが仕事と胸を張りたい
エアコンの音が寝息に溶ける頃触れ合う貴方の足の冷たさ