水蓮
いつまでも青の灯らぬ信号を無視して君の街まで歩く 夜半過ぎ広げた羽を畳んでは布団で泳ぐ君の息継ぎ 辛いなら辞めてもいいよと蛍光灯、花火のようには光らないけど 後朝の文なんてもう要らないの。朝が来たからスーツに着替える。 桃だけを食んで生きたいその為にペティナイフを頂けませんか 咲いてこそ花 実ってこそ果実 捨てられてこそ種子 終電のホーム一段飛ばしで駆け上がる、みたいに追って追ってきてよ
湯船に丸を足でかくわたしのからだ愛せるように 湖になりますように砂丘へとじょうろで水を撒く仕事 君のことずっと好きなまんまでいておんなじ地層で発見されたい しにたいをあやしつけつつ見る夜明け弁当箱の余白を埋める 助けてと呟いたけど夕焼けはただ赤々と燃えていた 薄青に橙混ざる あまりにも孤独であった日々に感謝を。
鉄橋の向こうが彼岸 今までの二人にはもう戻れない ほおづきを落として渡る陸橋の朝日は甘い、したたるほどに 蝉でさえ死にたい場所があるという 会いたい人に会えましたか 傷つけないとは言えないので理解したいという初夏(はつなつ)の陽 空洞の私の中を電車が通るまだホームから飛び立てないまま 好意をもって行為をし、愛とは名付けてあげられない夏 赤ちゃんに転職したい、泣き叫ぶコトが仕事と胸を張りたい エアコンの音が寝息に溶ける頃触れ合う貴方の足の冷たさ
TLに流れたそっけない詩が暗い臓腑をゆるりほどかす はつなつの陽に葉脈照らされて『私たち、生き延びてしまいましたね』 泣いているあの子は私。指跡の残りし首をそっと撫であげ。 あったかいベッドあたたかいお風呂。帰ろ、もう殴られたりしないから。 桜ってかわいそうだね。春以外頑張ってないと思われて。 感情が踊り狂ってるタイムライン貴方の不在を確かめながら。 飛び込んで飛沫をあげて踊るんだランドリー発キレイな私。 見ろ、この暗赤色の塊を、これが僕の痛みだ僕の闘う命だ。
何年も前、瀬波麻人さんの短歌がTLに流れてきた。 『よい子でもよくない子でもあなたには僕がいるからお休みなさい』 これだ、と思った。 私が言われたかった言葉はこれだったんだと思って泣いた記憶がある。 気づくと私は瀬波麻人さんのことをフォローして見よう見まねで短歌を作り始めた。 この人の書く言葉が好きだった。 ツイッターに書かれる言葉も短歌も何もかも好きだった。 会ったこともない人にまるで恋をしているように瀬波さんのツイートも短歌も貪るように読んだ。 瀬波さんの短歌を
毎日、祖母に手を合わせています。 どんなに忙しい日でも。 あまり長い時間は祈らないのだけど。 挨拶だけは毎日します。 そうして、今日祖母以外に初めて兄の為に祈りました。 生きている人間に祈るのは初めてです。 貴方の悲しみや苦しみが少しでも和らぐ日が来るようにと。 兄はいじめにより、統合失調症になり、薬害によってジストニアになりました。 行き場のない悲しみや苦しみをぶつけられてきました。 精神的にも、肉体的にも。 10歳から私は『しにたい』と友達でした。 25歳になったら死ぬ事
彼の方から連絡やアプローチがありそう! ただ貴方は冷静に平常心を装った方が吉❤️ もし会う機会があるなら身だしなみはしっかりと。 女性らしい服装、髪の毛はストレートヘアが吉☀️ メイクはセミマットな肌、リップはマット。 ラメはちょっと控えて。 綺麗だけどちょっと近寄りがたい女性を演出してあげると彼の中の狩猟本能がより一層駆り立てられそう♬ #タロット占い #週末の運勢 #占い #占い好きな人と繋がりたい #タロットリーディング #週末のアドバイス #虐待サバイバー #夜職
5/26の運気 結果 ワンドのエース逆 原因 隠者 アドバイス ソードの4 今日はなんとなくやる気が起こらなさそう。 疲れがとれていないため、眠気もあり物事に集中出来なさそう。 原因は天気のせいだったり、自分が周囲に対して心を開いていないせいかも。 アドバイスは休息を取ること。 夜早めに就寝するのはもちろん、少しでも休めるタイミングがあるなら仮眠を取ったり色々対策を取ってみて。 テーマはワンドの9 備えあって憂いなし。色々な事態を想定しておく事でいざという時最良の一手を打
不穏なタイトルで始まってしまってすいません。 でもこれって当たり前の事なんですよね。 貴方に私の気持ちが分からないように。 私には貴方の気持ちは分かりません。 ただ、理解したいと思っています。 貴方の言葉、表情、態度から貴方の気持ちを理解したいと真摯に思っています。 貴方がどうしたいかは私には分かりません。 それは貴方が考えて決める事。 ただ、どうしたいかを考える事、その為に何ができるか、何が必要か、考えるお手伝いは出来ます。 私はいつでも貴方のことをお待ちし
若い頃の私は、接待を欲している人間の接待をしていた。 いかに仕事が大変であるか、とか、いかに自分が不当な評価、扱いを受けているか、とか下らない話をニコニコ笑いながら聞いて、適切なタイミングで相槌と質問を投げかけ、欲しがっているであろう言葉をたくさん口から吐いた。 欲しがっている言葉をかけると人は皆喜んだ。 取り分け、男性は喜んだ。 自分と他人を信じ込ませる事は実に容易であった。 心の底は冷えていた。 冷え切っている事にも気づかない程、私の頭は鈍麻していた。 接待をすること
初谷むいはすごい めちゃくちゃ短歌が上手い 現代短歌の申し子ってレベル 伝統的な短歌を踏襲しながら初谷むい独自のリズム。 そして意図的なKawaiiを作り出す独自の言語センス。 生と性を歌いながら女性性の解放だとか性の肯定を唄ってはいない。 性を歌いながら、女性歌人にありがちな自傷行為の匂いも被害者意識もない。 切ない、寂しい、苦しいも全部まとめて愛おしいと包み込んでる。 その包み込むのが私、でもなく私と君、の閉じられた世界でもなく、全方位を包み込む優しさに満ちた視線
深雪歩 過去短歌より。 今は一人歩く。 独りではないから。 いつか僕の名前のタネアカシをします。 勘の良い人ならすぐに分かります。
理科の授業で生物は、生きる為、子孫を残す為に生まれると習った。 三大欲の一つでもあるし、異性間での性交渉では女性には妊娠するリスク、互いに性感染症のリスクがあるのに、何故きちんとした性教育を為されていないのか、ちゃんと語る事がタブー視されているのか。 自分の生まれてきた肉体の性別は女だが、自分は主体的に女性であることを選択しただろうか? 肉体の性別と環境によって後天的に作られた女性性をただ受け入れているに過ぎないのではないだろうか。 自分は女性で男性が恋愛対象であるが