「センス・オブ・ワンダー01」 エゴノキ
近所の林に、5月くらいになると満開になるエゴノキがある。
花のまわりには、クマバチがうれしそうに蜜を集めて飛び回っている。
数年前になるが、そのエゴノキの実がたくさん地面に落ちていて、姿がなんだか可愛かったので、いくつか持ち帰って玄関先に置いていた。
そして、次の日に見ると、銀色がかった緑色の姿がなく、かわりに真っ黒なものが出現しているではないか…!あまりの変貌ぶりに「ひゃあ〜」と声をあげてしまった。
びっくりしつつも、がぜん興味が湧いたので、また林にいっていくつか実を観察すると、表皮の皮が徐々に破けて、中の黒い種が出ている段階のものを見つけることができた。そのステージの変化を写真に撮る。
そしてスケッチも。
せわしない日々でも、自然の思いがけないプレゼントを記録していきたい。
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