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ytapples613
【徹底解説!】法人住民税について
今回も、法人3税の1つである
法人住民税についてお話していきます。
では、早速解説していきましょう。
法人住民税とは
都道府県や市町村は、
その地域社会を営む上で費用をかけていますが、
その費用を利益を受ける人に
負担させる目的でその地域に所属している
法人と個人に
都道府県税と市町村税を課税しています。
これを住民税といい、
法人が負担する税金を法人住民税と呼びます。
法人住民税の計算方法
法人住民税は下記の計算式で算出できます。
法人住民税には、
・所得にかかる税金をベースに計算する「法人税割」
・所得に関係なく一定額を課税される「均等割」
この2つに構成されます。
法人税割とは
では法人税割とは、
どのように算出するのでしょうか。
法人税割は
「法人税額×住民税率」
の計算式で算出できます。
法人税とは、
法人の所得にかかる税金です。
法人の所得にかかる法人税の金額に、
住民税率をかければ法人税割となります。
均等割とは
均等割とは、
法人の所得に関わらず支払う必要がある
一定額の税金です。
法人の所得にかかる税金ではなく、
事業そのものに対して課税されるため、
均等割は赤字でも支払う必要があります。
実は均等割が免除されるケースもあります。
それは、以下3つです。
・非営利法人として活動している
・収益事業を営んでいない
・法人としての活動を休業している
まとめ
法人住民税は、
赤字でも払う必要があるということ。
また、損金にならないことを
覚えておくと良いでしょう。