【映画】巣ごもり鬱が和らぐかも~『シコふんじゃった。』(周防正行監督)~
*この記事は、2020年4月のブログの記事を再構成したものです。
現在(注:2020年当時)大河で斎藤道三を演じているモッくんの、若かりし時の作品です。モッくんだけでなく、柄本明も竹中直人も田口浩正も、みんなみんな若いです。何と言っても、1991年の作品ですから。
卒業のために必要な単位のために、1回だけの約束で大学相撲の大会に出た、モッくん演じる主人公ですが、成り行きで真剣に相撲に取り組むことになります。もともと唯一の相撲部員だったのが、竹中直人演じる先輩。浪人した上の8年生という設定とはいえ、大学生には見えない気が(^-^;
三谷幸喜とは違い、コメディを前面に出さないのにおかしいのが、周防監督流ですよね。「Shall We ダンス?」とか「舞妓はレディ」とかもそうですが、真剣とハチャメチャの割合が絶妙。
あと細かいところでウケるのが、劇中の大学名。主人公の通う教立大学とか、応慶大学のように、実在の大学名をひっくり返しているのですが、「本日医科大学」がツボでした。
巣ごもりの鬱々とした気分が、ちょっとは和らぐのではないでしょうか。
見出し画像には、「みんなのフォトギャラリー」で「相撲」で検索して出てきた可愛いイラストを使わせていただきました。
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