【映画】真田広之は日本のジャッキーチェン~『助太刀屋助六』(岡本喜八監督)~
昨日はハードディスクに眠っていた映画を観ました。
まったくどういう映画か分からない状態で観ましたが、面白かったです。主人公の助六を演じる真田広之の動きに既視感があると思ったら、ジャッキーチェンですね。アクションが華麗という点でもそうだし、あまり意味がないところでも無駄に(?)アクションを見せているところも同じ。
真田広之が村田雄浩と幼馴染の役なので、はたと思って調べたら、同じ1960年生まれでした。村田雄浩は、当時から今とあまり変わらない感じなので、真田広之より年上に見えますが。
意外とすごいのが、鈴木京香。よく村娘の格好で、上手に馬に乗れるなぁと。鈴木京香の母親役の岸田今日子も、癖があるけど何だか憎めない感じで、良い味を出しています。ちょっと確認できなかったのですが、とぼけたナレーションをしているのも、多分岸田今日子。
一瞬出てくるだけの竹中直人ですが、まだちょい役しかもらえなかったんだろうに、はっきりと「竹中直人だ」という存在感を残しているのがすごい。
音楽が山下洋輔というのも、何か贅沢な感じです。アマプラとかで気楽に観ることは出来ませんが、結構お勧めの映画です。
見出し画像は、馬の助六にちなみ、モンゴルで買ってきた馬の絵です。
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