【映画】想定している観客の中心は大人?~『アナと雪の女王2』(クリス・バック、ジェニファー・リー監督)~
今更ながら、アナ雪2を観ました。
第1作と、もちろん同じ世界の話であるものの、オラフの「これまでの話のまとめ」があることだし(?)、第1作を観ていない人が観ても大丈夫だと思います。むしろ第1作が評判になりすぎたからこそ観る気が無くなった、ちょっとへそ曲がりな方には、かえってお勧めかもしれません。扱っているテーマが、全く違うので。
で、そのテーマとは、先住民族と西洋文明及び、自然と文明の対立と和解、といったところでしょうか。子ども向けというより、もはや大人を観客の中心に想定している気がします。あるいは子供が、大人になって改めて観てくれることを期待しているというか。
もちろん姉妹の話であることは、前作と共通します。どちらも自分らしくありたいお姉ちゃんと、そんなお姉ちゃんを理解しようとし、応援し、でももちろん自分自身の道を歩む妹の話ですね。
しかし水に関するオラフの雑学が、あんな形で伏線として生きるとは……。そしてクリストフって、あんなにムキムキだったっけ?
なにはともあれ、思っていたより面白かったです。
見出し画像には、「みんなのフォトギャラリー」から、オラフにちなんで可愛い雪だるまの写真をお借りいたしました。
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