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【映画】短編ではもったいない作品~『茄子 スーツケースの渡り鳥』(高坂希太郎監督)~

映画「茄子 アンダルシアの夏」の続編です。今度の舞台は、栃木県です。


続編は第一作より落ちることが多いですが、これは前作の「茄子 アンダルシアの夏」と同等か、もしかしたら上かもしれません。今回も54分の短編ですが、もう少し長く、せめて中編で観たかった気もします。その方が、チョッチやザンコーニの内面をもっと掘り下げられたのではないでしょうか。短編ではもったいない作品です。


あと今作では、レースを描く際にぺぺやチョッチの目線での映像(と言えばいいのでしょうか?)が入っている点が、新鮮でした。自分自身が自転車に乗っているようなスリルと疾走感を感じました。


前作ではバルの親父さんとその息子(甥でしたっけ?)だった顔が、大谷寺の住職と見習い僧(なのか?)として出ているのが、ご愛敬。大谷寺の千手観音、ぜひ見にいきたいです。


今作もゴール直前の競り合いがすごいです。自転車レースはもちろん自分のチームメイトと協力するだけでなく、ライバルチームのメンバーとも協力する必要があり、そして最後は個人戦だということが、よく分かります。


見出し画像は、スタミナ健太くんです。彼かは不明ですが、レースの優勝者にギョウザのゆるキャラのぬいぐるみが渡されていたので、使わせていただきました。


*アマゾンのプライム会員の方は2021年5月14日現在、無料で観ることができますが、プライムでの配信は10日以内に終了するそうです。まだ会員になっていない方は、30日間の無料体験でどうぞ。



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margrete@高校世界史教員
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