スケッチ
今日は、最近ハマっている"スケッチ"をするわたしのことを詠みました。
目指すゴールは「ヘタウマ」です。はじめて聞いた「ヘタウマ」ですが、その響きがなんともわたしにピッタリな気がします。
とことん懲りすぎると、すぐに限界が来そうなので、今は楽しく描きたいです。
伸びやかな猫を描けば春動く
(のびやかな ねこをえがけば はるうごく)
季語は「春動く」です。
これはまだ冬の寒さが残るなかに、少しずつ春らしさが兆してくる様子です。
にわかに始めた絵です。まだ、落書きとしか呼べないレベルでして、スペイン語の落書き(pintada)をタグ付けしています。
それでも、線を引いて、明るめの色を重ねながら、伸びに伸び~た猫を描いていますと、春めいてきた気がします。
ここで、俳句の先輩よりアドバイスがありまして、詩から句への変異です。
伸びやかな猫を描けし春動く
さて、どうでしょう。
春の海色鉛筆の淡き碧
(はるのうみ いろえんぴつの あわきあお)
季語は「春の海」です。
碧は青空のような青とは違って、緑が入った青色です。
春の海は、冬の暗い色から明るい色へと変わろうとしている時期です。わたしには淡い碧色に見えました。
絵なんて長続きしないだろうと、24本入りの色鉛筆を買ったわたしです。少ない色鉛筆で色を出そうと四苦八苦しています。
青き踏む下書きなしのスケッチ帖
(あおきふむ したがきなしの すけっちちょう)
季語は「青き踏む」です。
萌え出た緑のゆたかな色調や、それを素足で踏む感触を表す季語です。
アラ還のスケッチ。下書きもせずに、一気にスケッチ帖に1本の線を引く、その感覚が「青き踏む」と似ている気がしました。
スケッチの先輩より紹介して頂いたネットのスケッチを参考に、日々、練習です。
教えてもらったさくらペンが描きやすくて、線を引くのが楽しいです。より良い道具へのこだわりは必要です。
下書きをせずに描く。集中力が増しますし、描く線に潔さが出る気がします。あくまで、気がするだけです。
赤いトートバッグは、わたしの手作りです。では、今日も素敵な1日を過ごしましょう。