初瑠《はる》
小牧さんの楽しい企画『シロクマ文芸部』に投稿したおはなしです。
「ものづくり沼」にハマったわたしのほぼ自慢話です。
わたしの心を支えてくれたり、情報を与えて気付きをくれたりする、そんな心暖まるnoteを集めたものです。
看護師になるまでのあたし、看護師として、地域の診療所から病棟、救急外来、手術室、緩和ケア病棟などで働いてきたあたし。そこで出会った人々のお話しです。人生はカラフルです。
今日から8月になりました。 仕事を辞めて8ヶ月目に突入、万年夏休みという状態にやっと心も慣れて、今日も朝から心置きなく山奥の温泉に行ってきました。 知る人ぞ知る、ごっくん馬路村という柚子のジュースなんかで有名な村です。 毎月、1日は薔薇風呂らしいです。乙女には薔薇が似合います(笑)。 もう何年前になるかしら、父が元気に歩いていた頃、ラジオで情報をゲットしたきました。 「村祭りがあるらしい」 はいはい、連れていけということですねぇ。片道二時間弱、はしゃぐ父を車に乗せ
「お尻が柔らかいですねぇ、羨ましい~」 どうも、何でも褒められると嬉しいもんで、つい「えへへ」と笑ってしまいました。 他に褒めるところがなくて、やっと見つけた褒めポイントのお尻かな。この、褒め上手!だから彼女のこと好きなんだよねぇ。 昨日、たまにお世話になるリラクゼーションサロンに行ってきました。遠くに行くより、近場で満足して、地元にお金を落とすあたしです。 少し前までは、まるで逃げるように遠くへ、遠くへとお出かけしていましたが、どうにか落ち着きました。 最近は出掛
のほほ~んとしていた罰かしら、なんて冗談です。森尾さんから愛しいバトンが飛んできました。 ■バトンを拾ってしまった チェーンナーさんの"バトンリレー企画"は、優しい波紋がどこまでも広がっていくような愛の企画、と言ったら伝わるかしら。 飛んできたものにはとりあえず手を伸ばす。これは、幼い頃から餅拾いをしてきた習性のようで、拾ってしまった。 「人にしてもらって嬉しかったこと」かぁ。さてさて、何があるかしら。 飼っていた犬にしてもらって嬉しかったことならピ~ン!とくるけれ
「書く時間が惜しいから、想念を送るね~」 気持ちよく惰眠をむさぼっていたら、まあた杏子のしっちゃかめっちゃかな思考が送られてきた。 ひと昔前、ネットなんて便利なものも無かった時代、遠い異国の地に住む恋人たちはエアメールを送りあっていたらしい。いや、今も手書きにこだわってる人もいるだろう。 でも、オーストラリアに住む杏子のヤロウ、手書きの手紙が赤道を越えて、広い大平洋を渡ってくる時間、互いに会えない時間が愛を育てるのよ、なんて乙女な感情は皆無なヤツなんだよな。 今朝も最
前回の防災士の研修会、ガチで寝てしまったのだが、今回の講師は地元の医師だ。 しかもあたしが現役の看護師だった頃、よく県外の研修会でお世話になった先生なので、まさか寝るわけにはいかない。いや、彼ならあたしを寝かさないだろう。 案の定、寝る暇がなかった。避難所における感染対策についての話、そして災害時の心のケアの話は、実に有意義な内容だった。 被災した人も、その家族も、被災地に行った支援者も、誰もが心に傷を負うのは当たり前ということ。 必要な人が、必要な時に、必要なケアが
どうにも人間界のニュースは不愉快なものが多くて、つい「人間、やめようかなぁ」って思っちゃいます。 何があったか知らないけど、どうして他人の頭部を切断して、お持ち帰りができるのか。 どうしてお客の信用をあっさり、バッサリと一刀両断。ついでに自分の心まで一刀両断ができるのか。信用とか、良心って、そんなに価値がない、安っぽいものなのかしら。 なんか気持ちがカサカサ、そんな時は涼しい車でドライブです。わが家のクーラーは車の中しかないので、からだや頭が熱してきたらドライブにGoで
腕や足を失なった、義手、義足のウクライナ兵士たちが笑顔でリハビリをしています。 義足や義手の兵士たち。彼らは新しい自分の腕を見て、足に触れて、慣れない幻肢痛に、何を思うのかしら。 四肢を失なう。 事故や病気、扮装や戦争。理由は違っても、無いものは無い。でも、あるべきモノが無い場所に感じる痛みって、失なう理由によって違うものかしら。 あたしの左の手首と肘に10センチほどの傷があります。海外で事故に遭って、海外で手術して、帰国。アホな娘に対して、「ちゃんと腕があるし、上等
毎日、暑いですね~。 そんななか、クーラーなしに頑張る我が家。地球温暖化を防ぐためのエコとかSDGsとか、そんな高尚な理由ではなく、単にクーラーの風が苦手なので創意工夫です。 まあ、これからもっと暑くなったら、町立の図書館にでも行こうかな。いや、何年か前に行ったけど、エコ?とかでぬるいクーラーの風しかこなくて余計にしんどくなったし。 やはり、堪えられない酷暑の日は、我が家で唯一のクーラー、車に乗ってドライブかな。 ところで、note、しばらくの間、不定期投稿することに
今朝は5時前から草刈りして、絵を描いて、noteを後まわしにしていたら夜になって、眠気に負けました。明日は5時に起きてnote巡りです。ほとんどの地域で梅雨も明け、暑いです。みなさん、ご自愛くださいね。
出先からそのまんま防災の研修会へ。気象庁の元長官が講師、期待せずに研修が始まるのを待つ。これまで見事に期待を裏切ってくれたので、期待しないあたしに大どんでん返しが来るのを待つ。しかし、爆睡。気象庁のキキクルは科学に基づいて提供しているので、活用してくれ!の声は遠くに聞こえていた。
防災士の研修会で小耳に挟んだこと、それを咀嚼して、自分なりに吐き出しています。 と言うことで、あたしの個人情報、避難所でどんだけ保護されるのか、考えてみました。 昨今、マイナンバーカードの不都合な事実がぼろぼろ出てきています。自分の個人情報があっちこっちと紐づき、それで生活が便利になるならまだ許せるけど、大切な個人情報がこうも駄々もれとはねぇ。 たとえ危機的な状況であっても、個人情報は死守したいもんです。それほど、守らなくてはいけない、守りたい個人情報もないんですけどね
災害級の暑さ。我が家も室温29℃。マールも昼間はベランダで寝ています。 庇の長い2階のベランダ、猫には快適な場所みたいです。猫は涼しい場所を知っていると言うけど、ホンマかな。 ためしに猫の隣に座ると、確かに涼しいではありませんか。「よしよし」と文庫本を取ってきて、猫のお隣へ「よっこいしょ」。 ところが、マールの野郎~ あたしが居ると落ち着かないのか、ふてぶてしい顔で睨みます。「すみませんね」と猫に謝って、定位置のリビングのソファでごろ寝です。 昨日はお山の工房に行っ
基本、性善説のあたし。もし大規模な災害に遭遇して、避難所暮らしになって、知らないおっちゃんが隣で寝ていても、彼が悪人だと思いません。 いっときの"運命共同体"とでもいうのかな、一緒にこの危機を乗りきる同志です。 でも、避難所生活を経験した人への聞き取り調査をすると、盗撮されたり、強姦未遂やら強姦やら、信じられないことが起きていると言うんです。 看護師として働いていたとき、点滴や採血をしていると、怪しからん患者さんがサワサワ腕を撫でてくることがありました。動けないことを分
絵画教室、地味にメンバーが増えています。古希になったばかりのおじさん、先日、入会されました。 絵に関心があったおじさん、「えいや!」と教室の門を叩いたそうです。 そのおじさん、ネットで描きたい絵(フリーの絵や写真)を見つけてきては、それらを参考に描いてます。模写はダメって?そんな野暮、うちの先生は言いません。 そのおじさんの絵を見せてもらうと、タイル張りの壁の絵がやたら上手いんです。あたしなら適当に描きそうなタイル、それが寸法がきちんと測られていて、実にお見事なタイル張
先日の防災士の研修会、多様性という視点で自主防災活動とか地区防災計画を見直そう!みたいな内容でした。 ちょっとお堅い話しになるので、興味のない人はスルーしてくださいね。 多様性。最近は、よけいに耳にする多様性。人々の多様性を尊重した、そんなありがたい社会に暮らしているあたしたち。 災害に直面しても、いや、災害みたいな普段とは違う場面だからこそ、多様性への配慮が必要なんですね。 社会は多様な人々でできています。性別とか国籍、言語(母語)、人種、宗教、文化、健康状態や障害
緑がぐんと濃くなって、わが家は夏色に包まれています。 もしも、あたしが居なくなったら、わが家はあっという間に深い緑に埋もれてしまうことでしょう。まあ、そんな先のことは知らないけどね。 あたしの県、空き家の軒数が日本一らしい。昔の宿場町とか、町家、豪農の立派な家とかなら、流行りの古民家再生プロジェクトとかすればいいかもしれません。 でもねぇ、古いだけが取り柄の何の面白味もない田舎の家。再生する価値も見いだせず、緑の重みに耐えきれず朽ち果てた、古い家の残骸が増えるのみです。