小鳥来る
解禁日小首かしげて小鳥来る
季語は「小鳥来る」です。
近所の新川は数年前まで禁猟区域ではなく、解禁日になると猟銃を持った人がやって来ました。
解禁日なると、小鳥だけではなく、人間すら首を傾げながら辺りを見回して警戒モード。下手すると小鳥(渡り鳥)だけでなく、人間や散歩中の犬だって撃たれかねない。
首が後ろにまでクルリと回る、警戒モードの小鳥の様子を詠んでみました。
秋夕焼け樹齢は父の年忌祭
季語は「秋夕焼け」です。
父が亡くなったその年の秋、庭にオリーブの樹を植えました。秋の夕焼けのなか、剪定をしてないオリーブの樹がスッと庭に立っています。
「もうこの樹を植えて何年?」と振り返ると父の年忌法要が思い起こされます。信心深くないわたしですが、生きている間だけでも、父のこと、そしてついでに、母のことを思い出してやろうと思っています(笑)。
それにしても、オリーブの樹。来年の夏には剪定をしてやらないとボウボウ。NHK趣味の園芸に歌手氷川きよしさんが出演していて、オリーブの樹を取り上げていました。
そこから、そういえば、あのオリーブの樹を買った頃は、母も父も死んでしまって寂しく思い、やたらめったら庭木を植えていたなあと俳句にしてみました。
自転車30分171kacl氷菓食う
季語は「氷菓」です。
氷菓は夏の季語らしく、本当は「冬アイス」にしたかったのですが、季重なりだろうな、と断念しました。
免疫力アップと筋力アップのため、寒くない日を選んで自転車を漕いでます。
スマホで、自転車の消費カロリーを計算してみました。自転車で30分、体重○kgと入力。消費カロリーは171キロカロリーでした。
ググってみると、このアイスクリームがちょうど171キロカロリーでした。
実際は、アイスクリームよりも微糖の缶コーヒー派で、自転車を漕ぎながら好みの缶コーヒーを探しては、自分へのご褒美です(笑)。
この句は、問題あり!でしょうが、自転車を漕ぎながら浮かんできた時には、「凄い!」と勝手に自画自賛でした。