査定評価がありました

主観が評価

皆さん、ご機嫌いかがですか。
タイトルにもあるように、先日今年度の査定評価がありました。
会社に属している人間であれば避けては通れない、あの査定評価です。
私の勤める会社では上期と下期に一回ずつ査定評価が行われ、特に下期の査定評価では来年の給与額が発表されます。
評価者はアサインされたプロジェクトのPM（プロジェクトマネージャー）と所属部署の上長で、評価基準は彼らの主観となっております。

ボロクソに言われた初めての査定評価

かつて私は医療従事者として働いていたのですが、給料が低く、昇給もほとんどない事が兎にも角にも悩みでした。
そこで一念発起し、より市場価値の高いスキルを身につけようとスクールでプログラミングを学び、エンジニア志望で転職活動を開始しました。
そして縁あって今の会社に入社したのですが、入社後数週間ほど中途入社研修を受講し、その後すぐアサインされたのが社内で利用する稟議申請アプリを開発するというプロジェクトでした。
私の役割はテックリードのアシスタントだったのですが、アサインされた翌月にテックリードが育休に入るということで、PMから後を引き継いで欲しいと言われました。
異業界・異職種から未経験で入社し、研修と呼ぶにはあまりにもお粗末な研修をほんの数週間受講しただけの社員が、入社2ヶ月目でテックリードの代わりを務めてほしいと言われたわけです。
しかも開発するのは監査対象にもなるアプリ・・・
私は事の重大さと責任の重さ、何より自分にそんな知識もスキルもない事を認識していたので、ネット等で必死に調べながら対応しつつも、PMに対し、サポートしてくれる人をつけて欲しいとお願いしました。
すると結果的に私はこのプロジェクトを『卒業』となり、PMからの評価には『ネガティブな発言が多く、他のメンバーへの悪影響が懸念された』と書かれていました。
さらに言いますと、上長からの評価は『プロジェクトを途中で投げ出し、負の評判を作った』でした。
これらの『評価』に対して、当然ですが私は納得がいきませんでした。
友人家族に打ち明けても「それって評価なの？」というコメントばかりが返ってきて、同じく査定評価を受けた同期も「私もこんな悪口ばかりの評価は初めて」と困惑していました。
これがおよそ2年前の話なのですが、この一件以来私は査定評価というイベントが心底嫌になり、以後査定評価がある度にモヤモヤしました。

今年の査定評価

さて、時を戻しましょう。
今回はというと、PMと上長からの評価は全て「ちゃんとできている」となっておりました。
いわゆる『オール5』というやつです。
コメントには『言われているからやっている感じ』と主体性の弱さを指摘するような内容が見られましたが、会社の都合で不本意ながら管理をやらされている身からすれば、そんなの当たり前では？と思って重く捉えませんでした。
さて、問題はこの後です。
ひと通り評価について説明があった後来年の給与額が発表されたのですが、評価がオール5にも関わらず昇給は微々たるもので、年収は350万にも届きませんでした。
さらに言うと、私は教育層に属しているという事でした。
PMや上長からの評価は「ちゃんとできている」だったのに、年収は教育層レベル。
とはいえ現状育成に力を入れてもらっているという感覚は一切ありません。
このチグハグ極まりない評価をどう受け止めたらいいのか、今回も悩める日々が続きました。
そして散々悩んだ挙句、もういっそ会社の外に活躍の場を求めようと、今は退職してフリーランスで活躍している同期にアドバイスをもらい、副業マッチングサービスに登録しました。