日報 3月28日 「普通」はどこにもない
記入者:明明
今日は「普通」について思い馳せました。
ミンミンは、「普通」って絶えず変化するもので、
一瞬の状態や傾向を示すだけだと思っています。
食事をとったら、胃袋が消化してくれるね。
身体の構造からすると、これは普通の状態。
じゃあ、うまく消化されずに排出される、
嘔吐や下痢は、普通ではないのかな……
身体や心の内的状態の不安定さから、
外的症状として消化不良が起きているとしたら、
嘔吐や下痢も「普通」の症状だと言えるよね。
あれ、普通って、なんだっけ……
「相手と自分は違う」
と、他人と差別化を求めるときがあります。
「相手も自分と同じ考えを持っているはずだ」
と、同類項にいることを前提にしているときもあります。
この世界は、他人を思い通りにすることなんてできない。
自分の言うこと聞かせるために、他人がいるんじゃない。
まだ見ぬ価値観に出会って、
お互いの心と身体を繁栄させるために、
私たちは誰かとともに過ごすんです。
「思い通りになる」んじゃなくて、
「なるようになる」のがこの世界です。
だから、日々出会うモノコトと人間関係は面白い。
「普通」という価値観は、
あってないようなもんだよ。
それを忘れて、みんな自分の前提をぶつけてくる。
「痛いよ!」って言っても、
こっちが考えを改めない限り攻撃をやめてくれない。
自分の気持ちばかり聞いてほしくて、
相手にも気持ちがあることを、すっかり忘れているみたいに。
「普通」という言葉に頼りすぎるのはやめよう。
万人にとっての「普通」なんて、どこにもないんだから。